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オンコセラピー・サイエンス(株)【4564】の掲示板 2018/08/15〜2018/08/25

8月23日付日経夕刊より・・・露出MAXですね。

中村祐輔さん 「AI病院」日本で実現目指す 効率高め 医療の質も改善
2018/8/23付日本経済新聞 夕刊

 米シカゴ大学名誉教授で、ゲノム(全遺伝情報)の医療応用の世界的な第一人者だ。このほど帰国し、人工知能(AI)を病気の正確な診断や治療に生かす内閣府の研究プロジェクトのディレクターに就いた。遺伝子情報やカルテなどをAIに学ばせ、個々の患者に最適な治療法を提示する。まずは、国民の3人に1人が患うがんで研究を進める。「今の治療では救えない患者さんのために、早く新しい医療を届けたい」と話す。


 「AI病院」の実現を目指すプロジェクトは5カ年計画で、100億円を超す予算が投じられる見込み。AIを駆使することで現場の医師は労力が減って、治療に専念できる。医療の質を高めることにつながると信じる。


 がんや遺伝病の診断に役立つ遺伝子を発見するなど、この分野では世界の先頭を走る。政府の有識者組織のトップなどを務めたが、このままではだめだと2012年に渡米し、理想の実現を目指した。


 その間も「早く日本でなんとかしたい」という思いがくすぶり続けた。AI病院のディレクター公募を知り、日ごろ考えていたことを2週間でまとめて応募して「採用された」。6月、シカゴ大学教授を辞めた。ゲノム医療など先端医療への政府や患者の認識が変わりつつある。「今なら実現できるかも」と感じる。


 このほか、遺伝情報を活用する正確ながん治療の実現を目指す研究なども指揮する。「こうすれば日本が勝てるんじゃないか」。米国に出遅れた先端医療で巻き返すアイデアをいくつも温めている。