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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2024/04/19〜2024/04/24

クリングル(4884)は、本日8:50にIRを出して、この地合いの中でも+1.24%で終わりました。

一方、アンジェスが先日IRを出した時は、翌日の株価は高値で寄付くも全戻しで終わりました。

この違いを理解すれば、どちらの株が上がりやすいかが分かります。

①潜在株の多さ
アンジェスは行使可能な潜在株が大量にあり、株価が少しでも上がると、行使の売りが出てきます。

クリングルは潜在株が少ししかなく、現在の株価が下限行使価格に近いので、行使の売りが出てきません。

■アンジェス株式
発行済株式総数 217,674千株(4/18現在)
潜在株
第1回CB 10,621千株(4/18現在、@45.9円)
第2回CB 35,616千株(最大、下限@36.5円)
第44回ワラント 30,030千株(下限@36.5円)
合計 76,267千株

■クリングル株式
発行済株式総数 6,512千株(3/31現在)
潜在株 
第13回ワラント 289千株(3/31現在、下限@560円)

②ホルダーの心理
アンジェスのホルダーは、全員が含み損を抱えており、売って逃げたい人が多いと思います。今後の株価上昇を期待して持ち続けよう考えている人が少ない印象です。

クリングルのホルダーは、2月中旬のセリング・クライマックスで多くが入れ替わっています。今は「脊髄損傷急性期の承認申請」(9月末まで)と「来期黒字化」(25/9期)の思惑で、これから株価が上がるのを期待している人が多いと思います。

③機関の空売り
アンジェスには、複数の機関が空売りで参入しており、IRが出た翌日の4/18にもモルガン・スタンレーが空売りを積み増しています。

クリングルには、1社だけ機関が空売りで出たり入ったりしていますが、株数は少ないです。

(続く)

  • >>294

    (続き)

    (まとめ)
    アンジェスは、株を売りたい人(潜在株を持つファンド、含み損を抱えたホルダー、空売り機関)が多すぎるので、多少の好材料が出ても売りをぶつけられて、なかなか株価が上がりません。

    しかも、年間の赤字額が大きすぎるので、今ある潜在株がなくなっても、来期には新たな潜在株を発行する必要があり、負の連鎖が止まりません。

    クリングルは、株を売りたい人(同上)が少ないので、IRが出たり、少し大口の個人の買いが入るだけで株価が上がり、2つの材料があるので、その思惑で株価がじりじりと上がっています。

    しかも、1本の3相は終了し、もう1本実施中の3相の費用も過去の資本調達で確保済み、残り僅かの潜在株がなくなれば、来期(25/9期)から黒字化する予定なので、差し迫った増資の必要性はありません。

    株価が上がるための条件がこれだけ違えば、アンジェスのチャートがずっと右肩下がりで、クリングルのチャートが2月中旬から右肩上がりなのも、理解できると思います。

    どちらの株を買えば儲かるかは、明らかでしょう。

  • >>294

    よくまとまっていますね。

    > アンジェスが先日IRを出した時は、翌日の株価は高値で寄付くも全戻しで終わりました。

    > ①潜在株の多さ
    > アンジェスは行使可能な潜在株が大量にあり、株価が少しでも上がると、行使の売りが出てきます。

    > ■アンジェス株式
    > 発行済株式総数 217,674千株(4/18現在)
    > 潜在株
    > 第1回CB 10,621千株(4/18現在、@45.9円)
    > 第2回CB 35,616千株(最大、下限@36.5円)
    > 第44回ワラント 30,030千株(下限@36.5円)
    > 合計 76,267千株

    > ②ホルダーの心理
    > アンジェスのホルダーは、全員が含み損を抱えており、売って逃げたい人が多いと思います。今後の株価上昇を期待して持ち続けよう考えている人が少ない印象です。

    > ③機関の空売り
    > アンジェスには、複数の機関が空売りで参入しており、IRが出た翌日の4/18にもモルガン・スタンレーが空売りを積み増しています。
    >

    (まとめ)
    アンジェスは、株を売りたい人(潜在株を持つファンド、含み損を抱えたホルダー、空売り機関)が多すぎるので、多少の好材料が出ても売りをぶつけられて、なかなか株価が上がりません。

    しかも、年間の赤字額が大きすぎるので、今ある潜在株がなくなっても、来期には新たな潜在株を発行する必要があり、負の連鎖が止まりません。