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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2020/10/26

いつもの赤字決算ですが、よく見ると従来課題となっていた継続企業の前提に重要な疑義の状況に関して継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しておりますね。

継続企業の前提に関する重要事象(要約)
当社Gにおいては継続的な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上している状況にあり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在。

当社グループは状況を解消すべく下記を重要な課題として取り組んでいる。
① 自社既存プロジェクトの推進と事業基盤の拡大
 当社Gは慢性動脈閉塞症を対象としたHGF遺伝子治療用製品、椎間板性腰痛症  向けの核酸医薬(NF-κBデコイオリゴDNA)、高血圧DNAワクチンの3プロ  ジェクトを推進。
 HGF遺伝子治療用製品「コラテジェン®」は国内初の遺伝子治療用製品として  2019年3月に条件及び期限付承認を厚生労働省から取得し、同年9月より販売 開始。今後は国内での同製品の適用拡大のための臨床試験及び米国での慢性動脈 閉塞症を対象とした臨床試験を進める。
 現在海外で臨床試験を進めている椎間板性腰痛症向けの核酸医薬(NF-κBデコ  イオリゴDNA)高血圧DNAワクチンを含めた3プロジェクトを推進。
 加えて2020年3月より新型コロナウイルスワクチンを大阪大学と共同開発に  着手。
 さらにライセンス導入や共同開発、創薬プラットフォーム技術の獲得を目指した 事業提携に加え、他社に対する一部資本参加や他社の買収等により開発品パイ  プラインの拡充による事業基盤の拡大を図り、将来の成長を実現させる。
② 開発プロジェクトにおける提携先の確保
 「コラテジェン®」については米国と日本を対象とした独占的販売契約を田辺  三菱製薬株式会社と締結。マイルストーン・ロイヤリティ収入が見込める。 
 また椎間板性腰痛症向けの核酸医薬(NF-κBデコイオリゴDNA)高血圧DNAワ クチンについては臨床試験を実施。良好な結果が得られれば早期に製薬企業等に 導出して契約一時金等を得て開発費の負担削減を目指して今後も製薬会社との提 携を進め、事業基盤の強化に努める。
③ 資金調達の実施
 第37回新株予約権について全数が行使され114億69百万円を調達。
 
以上により継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断。