アンジェス(株)【4563】の掲示板 2015/06/26〜2015/08/13

説明会のご報告です（私の理解不足の部分があるかも知れません）。
まず、山田社長からＨＧＦ：重症虚血肢、ＮＦ－κデコイ：アトピー性皮膚炎をメインに
技術の説明があり、それぞれの臨床ステージについて報告がありました（新たな報告はなし）。

その後２０２５年ビジョンの説明の中で、会社が研究・開発から商業化ステージに移行する
段階にきていること、２０１９年の黒字化を目指すことなどのお話がありました。
（ここで気になったのは、今後の取り組みとして「必要に応じて資金調達を行う」と
記載されていたこと・・・増資でなければ良いのですが(-_-;）

発表後の質疑応答では
Ｑ１．株式数が増え、個人投資家では株価を左右できなくなっている、機関投資家の比率が低いと
　　　思うが今後の対策は？
Ａ１．今まで個人投資家の方々に支えて頂きやってくることができた。
　　　投資家の方々も国内中心だったが、今後国外にもアピールを行いたい。
　　　（ＨＧＦ関連の質問への回答内で、海外投資家からのコンタクトがあるとも）

Ｑ２．ＨＧＦの市場規模について
Ａ２．日本３００億？アメリカ５０億ドルで大きな市場となり得る、現在競合と呼べる企業は
　　　なく、昨年１０月からフェーズⅢを実施し先行している、海外投資家からのコンタクトも
　　　ある。

Ｑ３．リンパ浮腫、二次性のものの方が多いと思うが対象を原発性にしたのは？
Ａ３．まず原発性で安全性を確認し、二次性に適応を拡大したい。

Ｑ４．ＨＧＦの治験５００症例中何例集まっているのか？
Ａ４．契約の状況などあり現時点では回答できない。

Ｑ５．ＮＦ－κデコイの適用が顔面に限定されているのはなぜか？
Ａ５．全身への適用の検討を考え、そのため時間が掛かってしまった。
　　　まずは顔面、その後適用拡大出来れば・・・（若干曖昧）

私個人の感想としてはラクオリア、キャンバスの説明が技術に偏重したものだったのに
比べ、技術、展望について満遍なく説明がされて投資家目線で分かりやすかったと思います。
直ぐに結果が出るという印象はなかったのでタイミングが難しいのですが、
（日経マネー編集長の大口さんは株式市場全体として９～１１月位まで下げ局面かも、
と仰ってました）週明けに様子を見て少し買い増ししようかな、と思います。

以上、到らぬ点が多く申し訳ありませんが、レポートでした。