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栄研化学(株)【4549】の掲示板 2020/05/01〜2020/05/18

新型コロナウイルスの主な検査法
PCR検査
PCRはPolymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略。DNAの複製を人工的に繰り返すことで、感染の有無を判定する。新型コロナウイルスはRNAウイルスなので、最初にRNAをDNAに変換した上でDNAを増やす。
従来の試薬に加え、島津製作所や杏林製薬などが、検体採取からウイルス検出までの時間を約1時間に短縮できる試薬キットを開発し、保険適用されている。
LAMP法
栄研化学が開発した検査法。LAMPとは、Loop-mediated Isothermal Amplification の略で、通常のPCR検査のように温度を段階的に変化させる必要がなく、約35分でウイルスの有無を判定できる。長崎大学とキャノンメディカルシステムズもこの技術を使い、新型コロナ迅速診断システムを開発。行政検査での使用が承認されている。どちらも保険適用。
スマートアンプ法
神奈川県衛生研究所と理化学研究所が開発した検査法。LAMP法と同様に、温度変化なしで迅速にRNAを増幅し、10~30分と迅速にウイルスが検出できる。ダナフォームが発売、保険適用。