ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2018/11/23〜2018/12/21

【再掲の情報提供:オプジーボによる免疫療法の治療効果を予測する検査法を開発-東北大】

★引用:2018年11月21日 QLife Pro 医療ニュース
⇒ ttp://www.qlifepro.com/news/20181121/predict-the-therapeutic-effect-of-opdivo.html

東北大学は11月19日、免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブを用いた免疫療法において、その治療効果を予測する検査法を開発したと発表。この研究は、同大大学院医学系研究科皮膚科学分野の相場節也教授、同大学病院皮膚科の藤村卓講師らの研究グループによるもの。研究成果は、英科学雑誌「Frontiers in Oncology」電子版に掲載。

◆可溶性CD163が血清中の治療効果予測因子となることを発見

今回、研究グループは可溶性タンパク質である「CD163」に着目。CD163は腫瘍随伴性マクロファージのほとんどに含まれ、マクロファージが活性化されると可溶性CD163として血中に放出される。研究では、根治切除不能悪性黒色腫患者において、ニボルマブ投与開始時と投与6週目の血清中の可溶性CD163を計測。投与3か月目における治療効果を画像診断などで確認した。その結果、可溶性CD163が上昇したグループでは的中率85%(59例中50例)でニボルマブの治療効果が見られたのに対し、下降もしくは変化がなかったグループでは的中率87%(59例中51例)で効果は見られなかった。これによりニボルマブによる悪性黒色腫の治療において、可溶性CD163は血清中の治療効果予測因子であることを世界で初めて発見し、これをバイオマーカーとして使用することで、ニボルマブによる免疫療法の最適化が可能となる検査法を開発。

この検査法により投与開始後6週目に採血をするだけで、ニボルマブ単独療法の治療効果が出るかどうか早期に判断することが可能となる。加えてニボルマブ単独療法で効果が出る患者は、不必要なイピリムマブとの併用投与による重篤な副作用を回避できると期待される。また、腫瘍随伴性マクロファージは悪性黒色腫以外の多くのがん腫でも認められるため、他のがん腫への応用が期待できる、とされる。

【コメント】全文をご覧下さい。
QLife Pro 医療ニュースゆえ掲載。掲示板リセットにて再掲。