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塩野義製薬(株)【4507】の掲示板 2021/07/30〜2021/08/06

SONGは、世界屈指の対感染症創薬企業!
 感染症も領域は、Unmet Medical Needsの塊!!
  ワクチンビジネスは、UMNを見据えた将来の飯のタネ!!!



注射不要、鼻から入れるコロナワクチンが実用化へ前進
塩野義が東大発ベンチャーとライセンス契約

2021.7.26 日経バイオテク

塩野義製薬は7月19日、東京大発ベンチャーのHanaVax(ハナバックス、東京・中央、石丸瑞洋社長)と新型コロナウイルス感染症(COVID-19 )向けワクチンの開発でライセンス契約を締結したと発表した。

(中略)

従来のワクチンは、抗原たんぱく質を注射投与すると血液中に免疫グロブリン(Ig)Gが産生されて全身の免疫システムが働き、体内に侵入した細菌やウイルスなどの病原体を排除してきた。
それにより、病原体が体内で増殖して重症化するのは防げるが、病原体が体内に侵入すること自体は防げないとされる。

一方、経鼻粘膜ワクチンだとIgG産生に加え、病原体を不活化するIgAという抗体も粘膜面で分泌される。
そのため、病原体が体内に侵入するのを防止し、感染を防ぎ、ウイルスをまき散らすのも阻止できると考えられている。

(中略)
        
2020年9月にはこの経鼻肺炎球菌ワクチンに関して塩野義とライセンス契約を締結し、全世界における独占的研究・開発・製造・流通ならびに販売権を塩野義が取得した。
経鼻COVID-19ワクチンについての今回の契約は、この経鼻肺炎球菌ワクチンに続くものだ。
塩野義が同ワクチンの全世界における独占的研究・開発・製造・流通・販売権を取得。

(中略)

塩野義は「現在は、臨床試験を行っているコロナワクチンの開発にリソースを集中している」としつつも、「経鼻投与にすることで粘膜での免疫誘導がうまくできれば感染予防が期待できる」とHanaVaxとも契約した理由を説明する。
ちなみに、経鼻COVID-19ワクチンについても、スパイクたんぱく質を抗原に利用する考えだという。

(中略)

塩野義は、「噴霧器具を使うか、点鼻型にするかなどは未定」としている。
特殊な噴霧器具が必要になるかもしれないが、それでも打ち手不要の利点は大きいだろう。COVID-19との戦いに向けて、少しずつ武器がそろっていくことを期待したい。

塩野義製薬(株)【4507】 SONGは、世界屈指の対感染症創薬企業!  感染症も領域は、Unmet Medical Needsの塊!!   ワクチンビジネスは、UMNを見据えた将来の飯のタネ!!!    注射不要、鼻から入れるコロナワクチンが実用化へ前進 塩野義が東大発ベンチャーとライセンス契約  2021.7.26 日経バイオテク  塩野義製薬は7月19日、東京大発ベンチャーのHanaVax(ハナバックス、東京・中央、石丸瑞洋社長)と新型コロナウイルス感染症(COVID-19 )向けワクチンの開発でライセンス契約を締結したと発表した。  (中略)  従来のワクチンは、抗原たんぱく質を注射投与すると血液中に免疫グロブリン(Ig)Gが産生されて全身の免疫システムが働き、体内に侵入した細菌やウイルスなどの病原体を排除してきた。 それにより、病原体が体内で増殖して重症化するのは防げるが、病原体が体内に侵入すること自体は防げないとされる。  一方、経鼻粘膜ワクチンだとIgG産生に加え、病原体を不活化するIgAという抗体も粘膜面で分泌される。 そのため、病原体が体内に侵入するのを防止し、感染を防ぎ、ウイルスをまき散らすのも阻止できると考えられている。  (中略)          2020年9月にはこの経鼻肺炎球菌ワクチンに関して塩野義とライセンス契約を締結し、全世界における独占的研究・開発・製造・流通ならびに販売権を塩野義が取得した。 経鼻COVID-19ワクチンについての今回の契約は、この経鼻肺炎球菌ワクチンに続くものだ。 塩野義が同ワクチンの全世界における独占的研究・開発・製造・流通・販売権を取得。  (中略)  塩野義は「現在は、臨床試験を行っているコロナワクチンの開発にリソースを集中している」としつつも、「経鼻投与にすることで粘膜での免疫誘導がうまくできれば感染予防が期待できる」とHanaVaxとも契約した理由を説明する。 ちなみに、経鼻COVID-19ワクチンについても、スパイクたんぱく質を抗原に利用する考えだという。  (中略)  塩野義は、「噴霧器具を使うか、点鼻型にするかなどは未定」としている。 特殊な噴霧器具が必要になるかもしれないが、それでも打ち手不要の利点は大きいだろう。COVID-19との戦いに向けて、少しずつ武器がそろっていくことを期待したい。