武田薬品工業(株)【4502】の掲示板 2019/12/01〜2019/12/30
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>>205
「エボラのアウトブレイク」
1995年に未知の感染症と闘う研究者の話しで
「アウトブレイク」と言う本が大ヒットし、
ダスティンホフマンが主演の映画もありました
ので、観られた方も多いと思いますが、
エボラワクチンの開発には、外部と完全に遮断
され、高度なフィルターや換気設備を持つ
BSL-4(バイオセーフティーレベル4)の実験施設
が必要で、宇宙服の様な化学防護服で作業を
行います。
アメリカには12ヶ所も施設がありますが、
現在の日本国内でそれを持っているのは東京
武蔵村山の国立感染症研究所と理化学研究所の
筑波研究所の2ヶ所だけで、今後長崎大学でも
建設されるそうです。
来年のオリンピックを機に海外からの観光客が増えて、その様な致死率が高い感染症が広がる
懸念から、感染の検査体制を強化する為に、
感染致死率が高いエボラのほか、南米出血熱、
ラッサ熱、クリミア・コンゴ出血熱、
マールブルグ病の5種類の生きた病原体を輸入
して上記国立感染症研に保管する事になった
という報道も有りました。
武田に関しては最新の新薬のパイプライン表
のワクチン候補の中にも、他社との共同開発
リストにも掲載されていないですし、武田薬品
の湘南研究所(i-park)の設備はBSL-3ですので、
エボラウィルスを扱う事は法律上出来ない
はずです。
但し、世界レベルでも武田薬品はワクチン開発
の雄ですし、現在開発中のジカ熱ワクチンも
アメリカ政府の下部組織である保健福祉省から
開発、治験の進捗に応じて、最大で340億円の
開発助成金が支給されている程です。
東大の開発チームが、今後ワクチン製造を
どの製薬企業と組むかは調べた範囲では分かりませんでしたが、武田薬品も可能性としては
ゼロではないかと思います。
既にワクチンを製造しているメルクやJ&Jも
自社ではBSL-4の設備を所有していませんが、
ハード的な制約を克服したわけですし、
治験はアフリカの感染国で行われるはずです
から、不可能ではないと思います。
添付写真左上の13 箇所は日本国内のBSL-3の
施設一覧です。
メルクやJ&Jのワクチンの記事
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68336
https://www.afpbb.com/articles/-/3245960?cx_amp=all&act=all
pcm*7Ghz 2019年12月5日 19:35
我々のタケダが
当該ワクチンに
関わりがあって欲しいが
部外企業?