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(株)リミックスポイント【3825】の掲示板 2018/05/29

想定内,始まって35分,こんなもんよ。売りたい人,買いたい人,利確,追加
etc入り乱れて良い感じじゃん!

  • >>426



    ■「東海カーボン」同僚毒殺未遂事件

    事件は、昨年12月5日、静岡県駿東郡小山町須走にある、売上高1000億円を超える東証一部の炭素マティリアルのグローバルリーダー(?)「東海カーボン」の「東海カーボン富士研究所」で起きた。
    その広大な富士の裾野にそびえる5階建てのモダンな研究所では、今やクリーンエネルギー、省エネ、リサイクルに欠かせない重要な地球温暖化防止の素材であるカーボンの新製品開発しているのだそうで、20代から30代を中心に約70人の研究員が働いているのだそうである。

    その「東海カーボン富士研究所」に勤務する40代女性が、下駄箱内に入れておいた通勤用運動靴の内側に、毒劇物取締法で毒物に指定されている「フッ化水素酸」を塗られ、左足壊死の3ヶ月の重傷を負い、5本の指先すべてを切断するという極めて残酷な犯行を受けたという。
    すると、3月28日、静岡県警捜査一課と静岡県警御殿場署は、山梨県山中湖村平野に住む、被害女性の同僚の研究員、深沢辰次郎(40歳)を、殺人未遂で逮捕したというから、何をかいわんや。
    被害女性、室内履きに履き替えて仕事をし、退社時、薬が塗られていることに気づかず運動靴に履き替えたが、帰宅途中、足に違和感があったため病院に駆け込んだ。
    そして、診察した病院側が、不審に思って静岡県警に通報し、事件が発覚。
    どうやら、被害女性が仕事中に「フッ化水素酸」を塗ったらしいが、「身に覚えがない」と否認しているという。



    ①この卑怯で卑劣なクソッタレ、かつて被害女性に交際を申し込み、断られて以来ストーカーになっていた、典型的な逆恨みの犯行というから、どこまでも情けなくてみっともない。
    しかも、この「東海カーボン富士研究所」、入手が難しい「フッ化水素酸」を実験用測定装置洗浄用に保有していて、研究所で「フッ化水素酸」を管理できる唯一の立場にあり、薬品ロッカーの鍵も持っていたというから、開いた口が塞がらない。


    ②見た目は水とソックリで触れても気づきにくく、時間が経って初めてピリピリとした痛みを感じるようなものでありながら、実は硫酸や塩酸なんか目じゃないくらいに毒性の強い「フッ化水素酸」とは、一体何?
    そんな劇薬の管理体制をどう考えていたのか?
    「フッ化水素酸(Hydrogen Fluoride:HF)」、水素とフッ素とからなる無機化合物の水溶液で、「フッ酸」とも呼称される毒物。
    ヒトの経口最小致死量、1.5g。
    9%溶液スプーン一杯の誤飲での死亡、容易に皮膚から体内に吸収され体表の2.5%が触れた人が10時間後に死亡した例があるというから、ハンパじゃない。
    吸引すると、灼熱感、咳、めまい、頭痛、息苦しさ、吐き気、息切れ、咽頭痛、嘔吐。
    眼に入った場合は発赤、痛み、重度の熱傷。
    皮膚に接触すると、体内に容易に浸透。
    体内に入ると、フッ素イオンと水素イオンに分かれ、不安定なフッ素イオンが細胞内のカルシウムと結合して安定しフッ化カルシウムを生じて、脱水性の壊疽を起こし、骨を侵す。濃度50%以上であれば直ちに組織の崩壊をきたし痛みを感じるが、濃度20%以下の場合は曝露後24時間経過してから疼くような痛みや紅斑が出現することもある。
    また、浴びた量が多いと死に至る。
    血液中のカルシウムイオンがフッ化水素によって急速に消費されるために、血中カルシウム濃度が低下し、しばしば重篤な低カルシウム血症を引き起こすためである。
    この場合、意識は明晰なまま、心室細動を起こし死亡する。