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(株)北の達人コーポレーション【2930】の掲示板 2020/06/11〜2020/07/15

>>527

Kaz殿
コメントありがとうございます。

<薬の問題ですが、数千万人の日本人が不要な薬を飲んで逆に健康を害している
との見方もあります。>

先ずは、医師が「不要な薬」を処方しているのかどうかという問題です。

風邪を例にとります。欧米では風邪程度ではまず受診しません。待ち時間が長いし、医療費が高いので割に合いません。日本では近くに開業医がいますから簡単
にかかれます。

その際、「軽い風邪だから家で寝ていなさい」とだけ言えば初診料だけの収入で
すが、投薬なしで納得して帰ってもらうためには説明の時間がかかります。

他にも患者さんがいますし、時間を取るよりは何か薬出す方が収入が上がるし、
患者さんも満足するだろうということで、処方することになるでしょう。

その時に、咳が出る、痰がある、微熱がある、のどが痛い、鼻水が出るとか、た
くさん症状をいう患者さんもいるでしょう。

そうしますと、鎮咳剤、去痰剤、解熱剤、抗ヒスタミン剤の4剤を処方する医師
もいるかもしれません。そこへ、高齢者で肺炎にならないようにと抗生剤を使え
ば、抗生剤で胃を荒らさないようにと胃薬を加え、鎮咳剤で便秘しないように緩
下剤も出したら、総計7種類の薬を飲むことになります。たかが風邪で7種類の薬
(汗)。出せば出すほど儲かるシステムになっているところに問題があります。

それなら、風邪の場合5種類以上出しても4種類分しか保険で払いませんよとすれ
ば良いのですが、そうしますと日本医師会が黙っておりません。医師会は選挙で
議員を通す力はありませんが、落とす力はあります。選挙が近づきますと、医院
の待合室に医師会推薦の議員のポスターが貼ってあります。そのポスターが地元
の反対候補のものに入れ替わったらどうなるでしょうか。医師会に逆らうと痛い
目に遭うということは議員さんも知っていますから、この利権構造、簡単にはな
くなりませんね(汗)。