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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2023/12/16〜2023/12/18

ベネ・ワンへのTOB合戦が話題になってますね。時価総額が親会社パソナと逆転している子会社ベネ・ワンにエムスリーがTOBをかけ、そこに第一生命HDも対抗TOBをかけて争奪戦になって面白い展開になってます。
親子上場は東証で百数十社(親会社)あるようですが、時価総額が逆転しているのは10社前後しかないようです。その代表格がパソナとベネ・ワンで、そこがとうとう、こういう状態になったということです。
先週、日経新聞に親子上場に関連した記事が何本か出てましたが、その中の記事でこのような記述がありました。
「特に注目されるのが、以前から問題が指摘されてきた親子上場だ。東京証券取引所が上場子会社を持つ意義などをコーポレート・ガバナンス報告書に記載することを
12月にも義務付けると報じられた。東証は3月にPBR(株価純資産倍率)1倍割れの企業に対し資本効率改善への施策を求め、海外投資家の日本株買いを誘った経緯がある」
その記事中に「上場子会社への思惑買いが活発」とあって、そうした流れがあるから、もしかするとGyreの株価上昇につながっているのでしょうか。
ジーエヌアイがGyreを売却することなど、当面ありえないと思いますが、市場の思惑は勝手に走り出すので。
それにしても、親子の時価総額の逆転現象は親会社が好調な子会社の足を引っ張るような魅力に乏しい場合に起こることが多いのだと思います。かつての豊田自動織機とトヨタ自動車のことを思えば一目瞭然ですね。
ところが、ジーエヌアイとGyreの関係では、ジーエヌアイはGyreを除いてもBABやカルジェンなどこれから大きく伸びる要素を実際に持っていることから決してGyreにおんぶにだっこ状態ではない。にもかかわらず、大きな幅で逆転になっているのはどうなんだろう、徐々に幅を詰めていくのでは、と思っています。