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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2019/01/30〜2019/01/31

再々投稿で、失礼します

なぜジーエヌアイグループがBABを買収したのか?


青銅器、鉄器時代から現代に至るまで、金属、セラミックス、有機材料、半導体など多様かつ新たな材料の出現が社会の変革をもたし、人類社会を発達させてきた。鉄鋼を中心とする構造材料が18世紀の産業革命を支え、アルミニウムなど軽量合金が航空機時代をもたらした。高分子材料、ナイロンの発明は日常生活とりわけ衣料・服飾界に革命を招来し、半導体を始めとする電子材料は情報通信の飛躍的発達をもたらした。

我が国は、原材料を加工し、付加価値を与え製品化し、工業製品を輸出するこ とにり、エネルギー、食料を確保してきた。材料は産業の基盤であり、鉄鋼、 高分子、軽合金、セラミックス、半導体などの材料開発、生産技術の果たして きた役割は大きい。
世界における我が国の強みはものづくりであり、その基盤 として材料に関しては極めて高い技術力を誇っている。

最近では先端治療にブレークスルーをもたらすバイオマテリアルで大きな進展が図られている。材料革新がイノベーションを生み出し、社会を活性化させてきた。我が国は、今後も産業社会を支えるとともに新産業や生活様式を生み出す科学・技術として材料に期待される役割が益々高る。

一方、21世紀に突入し、資源枯渇、環境汚染等の地球規模で人類社会の持続的発展を危うくする問題に対して抜本的解決策が求められ、それを解決する新たな材料の開発や利用プロセスの開発が求められている。

21世紀を開拓する材料工学

今後、我が国が高い競争力を維持するためには、その基盤である世界的に優れた我が国の材料工学分野において、大学等の研究機関の基礎研究を奨励し、その研究成果を企業に移転し、産業化を図ることが鍵となる。大学等の研究機関との連携による技術開発を加速的に進めるためには、地域においても産学官連携を推進する仕組みを整備し、新技術の社会化を推進するための科学技術・イノベーションの一体的推進が必要である。

【生体材料】

・Ni や V などの様々な人体に有害な元素を含まない素材の高機能化により、生体適合テーラーメードな材料が開発される。インプラント材料も 50 年間使用可能となる。
・人体組織と直接結合可能な金属材料の実用化とレアメタルフリー合金が開発される。
・プロセスにおいては、積層造形技術やニアネット製造や大容量クロール法等の低コスト化が実現され、新チタン製錬法や革新的溶解法が実現する。これ によりチタン製造の新原理プロセスが確立され、また生体内での細胞利用プ ロセスが検討される。その結果、生体融合プロセスの確立により、人工臓器 の製造や自己組織化材料が実用化される。また材料と生体との界面、表面と いう視点でのセラミックコーティングや機能分子修飾、力学的適合性が検討 され、【医療技術と材料科学の融合】がもたらされる。その結果、低侵襲性医療 が飛躍的に進み、分子生物学的評価技術やバイオセンシングが発展する中で、 『大容量骨再生』や歯牙組織再生、細胞相互作用制御、金属アレルギー対策の確立などが実現する。


参考文献:「材料工学における日本の展望」、日本学術会議材料工学委員会

ルオCEOは医学的知見のみならず、先見性も兼ね備えているのです! (^^)