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(株)QDレーザ【6613】の掲示板 2022/10/18〜2022/10/21

網膜に直接描き出すことで、見る人に鮮明な映像を届けられる特長を活かして、TDKの超小型レーザーモジュールは現在、視覚をサポートするためのスマートグラスへの搭載が進められています。この製品はフレーム中央にカメラを搭載し、撮影した画像をそのまま網膜上に描き出す原理により、視力調整機能(角膜や水晶体)の影響を受けずに鮮明な映像を見ることができます。このスマートグラスを開発した株式会社QDレーザ レーザデバイス事業部技術部長兼視覚情報デバイス事業部技術部長の鈴木誠氏にお話を伺いました。「聞こえをサポートする補聴器ではなく、視覚をサポートするための『補視器』という概念を知り、網膜に直接映像を描き出す方式が視覚支援になり得ることが分かりました。近視、遠視、乱視、老眼などがあっても眼鏡やコンタクトレンズなどの矯正手段を用いずに投影画像を見ることができます」。

さらにスマートグラスは将来、映像表示性能が進化することで、スマートフォンに代わる情報デバイスとなる可能性も秘めていると鈴木氏は話します。「今後、より違和感のないデザインや小型化、そして、現在のスマートフォンに劣らない情報量が提供できれば、スマートグラスは爆発的に普及すると考えています。現在はまだ実現できていませんが、超小型レーザーモジュールが現状の課題を打破するキーパーツになると期待しています」。

視覚をサポートする製品に採用