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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2019/03/16〜2019/03/17

アンジェスを紹介した日経新聞の記事↓の後半で、NKT細胞が肥満、動脈硬化を誘導する可能性があるとの北里大学 岩渕教授のコメントがありますが、あまりショックを受けないようにしましょうね。正作用があれば副作用もあるということで。
やっぱり仕事(体内の自然免疫と獲得免疫の活性化、腫瘍細胞の殺傷)をしてくれた後は、速やかに細胞消失、体外に排出されてもらうのが良いのかも知れませんね。

記事見出し
生活習慣病 免疫使い退治 高血圧向けワクチン 効果確認 2019/3/17付

北里大学医学部免疫学 岩渕 和也教授の総説論文(2012年前編、後編)もネットで参照できますので、併せてご覧ください。

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ナチュラルキラーT (natural killer T: NKT) 細胞の分化と機能

一部引用
"NKT細胞は,CD1d拘束性に脂質抗原を認識する自然T細胞の1亜群である。NKT細胞の抗原認識・活性化によって,迅速・多量のサイトカイン産生はじめとして多彩な生物活性を発揮する。NKT細胞は,この活性発現の結果,感染症・免疫関連疾患 (自己免疫・アレルギー)・生活習慣病など様々な疾患の発症・進展過程に対して,防御的・有益な効果あるいは逆に感受性・有害な効果をもたらす。このような性質を利用あるいは理解した上で,NKT細胞を疾患の制御や治療に応用する道を探索することが肝要である。"

NKT細胞の活性化が病態改善に繋がりそうな疾患(抗腫瘍効果以外):
I型糖尿病 (type I diabetes: T1D),多発性硬化症 (multiple sclerosis: MS),
関節リウマチ (rheumatoid arthritis; RA)

不適切なNKT細胞活性化が関連する疾患:
乾癬,動脈硬化症,アレルギー,接触性過敏症,喘息,移植片拒絶など