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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2018/04/05〜2018/04/06

健全なるホルダーの皆様へ

 ITK-1(前立腺がん)の第Ⅲ相治験に限って言うと、もう結果発表を待つばかりで、手持無沙汰です(笑)。

キーオープン日(3月末日)は無事に経過したようですので、正直「よくぞここまで来たもんだな」と実感しています。

がん新薬の第三相の途中で中止となったケースは、いくつか思い浮びますが、「前立腺がん」に限定すると、「武田のTAK-7001」(2014年6月)と「アストラゼネカ(AZ)のジボテンタン」(2011年2月)の第Ⅲ相での中止が印象的でした。

武田は、2010年から第三相を始めて、約4年経過した終盤になってからの中止でしたので、大変驚きました。

また、AZは、世界39か国1400名の被験者での大々的な治験でしたので、大きな波紋が生じました。

武田もAZも、中止理由は「主要評価項目である全生存期間を達成する可能性が低い」と報じられていました。

 ですから、第三相をキーオープン日まで完了したITK-1は、「よくぞここまで来たものだな」と思うわけです。

 同業者では、オンコセラピー社の2015年12月の「膵臓がんに対するがんペプチドカクテルワクチン療法剤OCV-C01第Ⅲ相」の中止が、記憶に残っています。ここは三相開始後こまめにIRを出していましたが、三相開始後わずか1年10か月で中止のIRを年末のクリスマス前に突然出しました。ここも「主要評価項目である全生存期間を達成する可能性が低い」という理由での早期中止でした。

 翻って、ITK-1は、2013年8月より症例登録が開始され、その後は、2015年7月に「有効性・安全性に関する中間解析結果→治験継続の勧告あり」のIR、そして2016年5月に「症例登録完了」の「おしらせ」が出ているだけです。

IRの少ないブライトパスと言われますが、治験経過に関しては、期待感を必要以上にあおるようなIRは、私は余り感心しません。

無口なブラパスですが、結果キーオープン日を迎えることが出来、今のところはマイナスのアナウンスは皆無です。

 受験勉強もしっかりやって、本番の試験も無事に終えることが出来、手ごたえもある、あとは合否判定を待つだけ、、、、、これが伊東先生や永井社長の今の心境でしょう。

 ここまで関係者の皆さんが頑張ってこられたのは、よく理解していますが、やはり、「有意差ありでした!」の活字をブラパスのIRで読みたいものですね(そうなれば、私はその記念すべきIRをスマホの待ち受け画面にします)。

 我われホルダーも、「その瞬間」を晴れやかな心持ちで迎えたいものです。

 以上、私見です。