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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2017/09/19〜2017/09/20

がん医薬品、年10%高成長も「治療法複雑に」 米調査会社
2017/9/20 15:39

 米調査会社のクインタイルズIMSは20日、がん治療薬に関するセミナーを東京都内で開いた。世界の医薬品市場が年平均4~7%程度で伸びるなか、がん分野は10%前後で成長すると予測する。診断技術の進歩でがんの分類が細かくなり、新たなカテゴリーの薬も登場する。効果に対して治療法が複雑になりすぎているという課題も指摘した。

 がん治療薬は世界の医薬品市場のけん引役だ。IMSは世界市場は2021年に1800億ドル(約19兆円)に達すると予測する。診断技術や病気の指標となるバイオマーカー(体内指標物質)の特定が進んできたことが後押しする。同社の日本法人、アイ・エム・エス・ジャパン(東京・港)の馬場大輔取締役は「治療法の進化でがんの定義の細分化が進んでいる」と解説する。

 11年から16年までに世界で68種類の新規成分が抗がん剤として承認された。1つの成分は複数のがんに対して適用されることが多く、小野薬品工業の「オプジーボ」をはじめとした免疫チェックポイント阻害剤は「これまでにないほど多くの種類のがんに使われる可能性がある」(馬場氏)。

 期待する次世代の医薬品としてはキメラ抗原受容体T細胞(CAR―T、カーティー)を挙げた。新しいカテゴリーの医薬品で、スイスの製薬大手ノバルティスが8月に米国で世界で初めて承認を取得している。

 一方、新薬の登場で治療法はさらに複雑になっている。副作用のコントロールが難しくなるのに対し、新薬によってがんの増加を止められる期間が3カ月程度しか長くならない場合もある。馬場氏は、こうした複雑さから「新薬の処方が増えているのは先進国に限られる」と課題も示した。


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ブラパスのips-T療法はカーティーの課題を超えてますねぇ~