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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2016/10/07〜2016/10/08

>>951

http://textream.yahoo.co.jp/message/1835646/e40f7f3bfb5ad8bd6b4db4ee775dc080/139/819
>特にがんを殺すアクセル作用としてのNK細胞と併用すれば、少量投与でも効果があります。肺がんや大腸がん、乳がんなどすべてのがんに60~70%の方にがん縮小効果があります。

これなんですが、アクティブ型のワクチンと併用すると免疫チェックポイント阻害剤の用量を減らしても効果がある点がアクティブ型の再評価につながるものと考えています。
これは、「がんを攻撃する免疫細胞があれば」免疫チェックポイント阻害剤の量はもっと少なくても効果があるということで、免疫チェックポイント阻害剤単独で用量が多めに必要となるのは免疫細胞を増やすきっかけが必要だということになると思います。

例えるなら、マイクでハウリングが起こるのはフィードバックのループのゲインが1を超えるからですが、大きな声がきっかけになったりして発生します。
細胞免疫でも同様に、がん細胞を攻撃した残骸から得られた抗原の刺激が少ないと免疫細胞は定常状態に戻ってしまい、がんへの攻撃力が落ちてしまいます。

アクティブ型の免疫療法はこの抗原の刺激を与えるタイプが多く、がん免疫療法の本でも免疫チェックポイント阻害剤単独よりも奏効率が高まることが期待されると書かれています。