ソレイジア・ファーマ(株)【4597】の掲示板 2018/08/25〜2018/08/28

2人に1人は生涯のうち癌になると言われている時代。

大腸癌は男性では3番目に、女性では2番目に多い。

大腸癌になった場合、
手術が受けられる場合でも手術後の再発を予防する目的で化学療法を行う。
手術が難しい状況でも癌を縮小させるために化学療法行う。この場合化学療法が奏功すれば切除不能な癌でも手術可能となる場合がある。

この大腸癌に対して行う化学療法がオキサリプラチンを含むFOLFOXというプロトコール。

ただ、このプロトコールのネックの１つが、オキサリプラチンの末梢神経障害。オキサリプラチンを投与するとほとんどの確率で起こる。

この障害が起こると、出先で温度が分からなくなり、火傷をしてしまうことや、繊細な作業が難しくなる、転倒しやすくなるという生活に大きく関わる障害である。

今までこの神経障害に対して投与する薬剤はあったがビタミンB12など、特異的に作用するものではなく、効果も限られている。

sp-04はこのオキサリプラチンの末梢神経障害に対する薬剤であり、神経障害の機序に沿った初めての治療薬である。

私が今後大腸癌になる可能性もあり
このオキサリプラチンを投与する可能性もある。

そのように考えると、sp-04の開発は、現在の癌の患者さんだけでなく、今後の自分自身の生活をより良くする可能性がある。

今回の増資は、そのような薬剤を開発するための増資。