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オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2016/12/18〜2016/12/25

全身治療の可能性がT-VECとの違い優位性になるか。安全性は無論。

<腫瘍溶解ウイルスとニボルマブ(抗PD-1抗体)との併用効果を検討>

オンコリス・バイオファーマ社は2016年7月5日、名古屋大大学院医学系研究科の西川博嘉教授の研究グループと、腫瘍溶解ウイルス「OBP―301」(テロメライシン)とニボルマブ(抗PD-1抗体)やイピリムマブ(抗CTLA-4抗体)をはじめとする免疫チェックポイント阻害剤との併用効果の検討に関する共同研究契約を締結すると発表しました。

オンコリス社はこれまでの研究で、テロメライシンの腫瘍溶解作用がCTL活性(細胞傷害性T細胞活性)を誘導し、腫瘍免疫増強効果を発揮することを確認してきました。今回の契約に基づき、オンコリス社と西川教授のチームは、ニボルマブ(抗PD-1抗体)をはじめとする免疫チェックポイント阻害剤と、テロメライシンの併用による抗腫瘍効果や全身的な腫瘍免疫活性化に関する検証を進め、テロメライシンの治療領域を局所から全身治療に広げる可能性について検討するものです。いよいよがんは免疫療法で治療する時代に突入です。