東急不動産ホールディングス(株)【3289】の掲示板 2016/03/06〜2016/11/09

業績は悪くないはずですけど、外部要因で下げているようですね。

住友不動産など大手３社、最高益に　17年３月期、賃料上昇で
2016/05/07 02:00 日経速報ニュース 858文字

　不動産大手の収益が拡大する。住友不動産、三井不動産、東急不動産ホールディングスの３社は2017年３月期に営業最高益を更新しそうだ。東京都心でオフィスの賃料が上がり、マンションは高額物件の販売が伸びる。日銀のマイナス金利政策で市場金利が下がり、投資マネーが不動産に向かいやすい点も追い風となる。
　住友不の今期の連結営業利益は前期推定に比べ３％ほど増え、1800億円前後になりそうだ。新宿ガーデンタワー（東京・新宿）など新規の大型オフィスビル２棟が収益に貢献する。
　三井不の営業利益は、2000億円強とみられる前期を１割ほど上回る見込み。同社は物流施設に特化した不動産投資信託（ＲＥＩＴ）を今夏にも上場させる。保有物件をＲＥＩＴに売却して収益を上積みする。
　東急不ＨＤは３月に商業施設の東急プラザ銀座（東京・中央）を開業。訪日客の増加でテナント収入が増え、営業利益は１割増の730億円前後となりそうだ。三菱地所は08年３月期の最高益（1780億円）に迫る。
　オフィス仲介大手の三鬼商事（東京・中央）によると、東京都心のオフィス賃料は３月まで27カ月連続で前の月を上回った。企業が採用人数の増加でオフィス拡張に動いているためだ。
　マンション事業は販売戸数は減少基調だが、価格が上昇している。東急不ＨＤは平均３億円の「ブランズ　ザ・ハウス一番町」（東京・千代田）など高額物件を引き渡し、収益に計上する。
　マイナス金利政策による金利低下も追い風だ。各社の借り入れコストが下がるうえ、投資マネーが有利な運用先を求めて不動産市場に流れ込み、活発な物件売買を後押ししているためだ。低金利下で退職給付関連の損失を計上する企業も多いが、住友不などの影響は限定的とみられる。
　住友不と東急不ＨＤの16年３月期の営業利益は従来予想を小幅に上回ったもようだ。従来予想は住友不が前の期比５％増の1740億円、東急不ＨＤが３％増の650億円としていた。
　三井不は10日、菱地所と東急不ＨＤは11日、住友不は12日に前期決算の発表を予定している。