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くるみぱん2
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くるみぱん2の掲示板

>>3813

続き

高齢者は、タンパク質(アミノ酸)の量が十分でないと、若者のように筋肉合成にスイッチが入らないため、サルコペニアを防ぐためにはむしろタンパク質の量を多くしないといけないのです(Skeletal muscle protein metabolism in the elderly: Interventions to counteract the 'anabolic resistance' of ageing. Nutr Metab (Lond). 2011 Oct 5;8:68)。

もちろん、タンパク質過量も糖のエネルギー代謝を低下させる弊害を起こします(高タンパク質食の弊害は後日お伝えします(^_−)−☆)。

筋肉合成のためには、1回の食事で体重1kgあたり0.4gのタンパク質量が目安とされています(How much protein can the body use in a single meal for muscle-building? Implications for daily protein distribution. Journal of the International Society of Sports Nutrition (2018) 15:10)。

病院や施設に入っている高齢者が認知症になったり、弱っていくのはその提供されている食事内容を見れば当然です。

健康の指標である筋肉量をキープするためにも、「高齢者はタンパク質量が少なくて良い」という通説はリアルサイエンスではないことです(^_−)−☆。

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