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日本通信(株)【9424】の掲示板 2016/07/10〜2016/07/13

昨日の第三者割当の開示を読み終えましたので、少しだけ。

まず、MSSO(MSワラント)の発行ですので、MSCBとは異なるということ。
一番の相違点としては、CBの場合は株価の動向によって発行株数が増加するリスクがある一方、MSSOにおいては発行株数が最大21,000,000株に固定されているということですね。

また、220円というのは新株予約権1個の価額。
実際の行使価額は、直前取引日終値の91%となっています。
つまりクレディスイスは前日終値比9%のディスカウントで新株を手に入れられることになります。

行使については、日本通信の裁量によって行使できない期間を指定することも可能で、事業の進捗や資金需要に合わせて機動的に資金調達できるスキームとなっているようです。

クレディスイスは長期保有の意志を表明していませんから、市場で売却して新株を渡して決済するか、または市場外で売却するなどさまざまな選択肢はあるかと思いますが、できるだけ市場に配慮したかたちで行使してもらえればいいですね。