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熊本ファミリー銀行の掲示板

>>2611

過去の例では中間選挙後は「株高」、米インフラ投資関連に期待

 第一生命経済研究所の桂畑誠治主任エコノミストは「トランプ政権の2年間で、すでに多くの重要な法案は成立している」としたうえで、「長期的視点からはともかく、短期的には不透明感が払拭したことは前向きに捉えられてもおかしくない」という。中間層向けの追加減税の実現が不確かになったことに関しても、「追加減税はあまり相場には織り込まれていない」と影響は限定的とみている。

 「米国企業の決算は堅調であり、ファンダメンタルズは悪化していない。NYダウは年末に向け2万6000ドル乗せが期待できる」と桂畑氏は予想する。過去の例からみても、米中間選挙後は「株高」との期待も強い

  • >>2612

    京市場は米選挙結果を睨み乱高下、午後にかけ日経平均は下落

     この日の東京市場は、米中間選挙の行方を固唾を呑んで見守った。午前中、下院で共和党が優勢との見方が強まると日経平均株価は一時、前日比で300円近く上昇。ドル円相場も113円80銭台までドル高・円安が進んだ。ただ、正午以降、民主党が巻き返し「下院での過半数獲得が確実」と伝わると、日経平均は上昇幅を縮め、ドルも円高方向に振れた。結局、「上院は共和党、下院は民主党」が勝利を収め、日経平均は引けにかけ売りが膨らみ61円安で引けた。ドル円は午後5時時点では113円ライン前後で推移している。

    ●スキャンダル追及と景況感の良さの綱引き状態に

     サクソバンク証券の倉持宏朗チーフマーケットアナリストは、今回の結果を「想定の範囲内だ」という。今後、過半数を確保した民主党がロシア・ゲートなどスキャンダルを追及することで、トランプ大統領の政策遂行力が落ちることが懸念されている。その一方、「米国の景況感は強い。今後は民主党によるトランプ大統領に対するスキャンダルの追及と米国の好景気の綱引きになる」と同氏は予想する。

     下院での劣勢が伝えられていた共和党は選挙直前の巻き返しも報道されていただけに、この日の午後の取引では失望売りも出た。とはいえ、「中間選挙通過で不透明感がなくなったことを前向きにとらえる向きも少なくなく、下値には買いが入った」と同氏は指摘する