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まあ、アメリカの美容整形領域の市場規模が 2兆円と言われても、PuraDerm の具体的市場規模はぴんと来ないのは確かですね。

という訳で、現時点で PuraDerm の適用領域として会社側から公表されている施術の件数を明確にして、そこから市場規模を推測してみましょうか。

美容整形領域で PuraDerm の使用が予定されているのは、皮膚、特に顔の皮膚に対して行われる Laser Skin Resurfacing と言われる施術で、皮膚の表面をレーザーで剥ぎ取り皮膚の再生を促すというもの。当然ながら皮膚が再生するまでに時間がある程度かかる上に、トラブルの発生もあり得る。

そこに創傷治癒の効果を持つ PuraDerm を塗布する事で皮膚再生を促進するというもの。

この Laser Skin Resurfacing だが、2018年にアメリカでは 594,266件実施されている。(ソース: 2018 Cosmetic Plastic Surgery Statistics) この数は 2000年と比べて 3.5倍の増加。

問題は、一件あたりどの程度の量の PuraDerm を使用するのかが不明であることだが、内視鏡手術における PuraStat の使用量を超えると考えても良いのではないか。(適用面積は恐らくは PuraDerm の方が広いと思われる) つまり5ml ~の使用量が見込まれる。

単位あたりの価格も PuraStat と大きな差はないと思われるので(主原料は同じ)、1mlあたり10000円。

従って、同施術における PuraDerm の市場規模は、60万件 × 5ml × 10000円 = 300億 、使用量を 3mlとしても 180億となる。

これは PuraStat における EMR への適用を元にした欧州市場規模の 10億に対応する市場規模なので、いかに美容整形領域が大きな市場なのかがわかりますね。