投稿一覧に戻る (株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 2021/10/07〜2021/10/11 1776 ヒロデビッドソン 2021年10月11日 16:54 2021年10月11日 口腔粘膜炎治癒材(放射線性大腸炎の治癒材に向けたファーストステップ)の 米国での販売承認取得に関するお知らせ 当社米国子会社 3-D Matrix, Inc.は、Radiation Proctitis(放射線性大腸炎)向け創傷治癒材の 開発の前段階として、Oral Mucositis(口腔粘膜炎)向けの創傷治癒材を米国食品医薬品局(以下 「FDA」という)に医療機器(クラスII)での市販前届 510(k)(以下「510(k)」という)(*1)の承認 申請をしておりましたが、この度、FDA より承認を受けましたので、お知らせいたします。 本製品は、当社グループが米国マサチューセッツ工科大学(MIT)よりライセンスを受けた自己組 織化ペプチド技術を用いて開発しており、口腔粘膜炎を始めとしたあらゆる口腔内の創傷や潰瘍に 塗布することで粘膜組織上に保護膜を形成し、二次炎症の防止や痛みの軽減に加え創傷治癒に最適 な湿潤環境を維持することを目的とします。 口腔粘膜炎は頭頚部癌をはじめとする固形がんや造血器悪性腫瘍等に対する化学療法や放射線療 法の副作用として4割以上の高頻度で発生すると言われており、口腔内粘膜の炎症を原因とする痛 みや二次炎症を生じ患者の QOL に多大な影響を与える症状です。対処法としては痛みの緩和や炎症 を抑えるための粘膜保護剤やステロイド薬剤の使用などの対症療法が中心となっており、有力な治 療法が待ち望まれています。 また放射線性大腸炎は、前立腺がんや子宮がん等への放射線療法に起因する副作用で、大腸粘膜の 炎症を高頻度で引き起こします。2割程度の患者は慢性的な下血、頻繁な排便、激しい腹痛、直腸狭 窄を伴う晩期障害に悩まされておりますが、現時点では有効な治療法が確立されておらず対症療法 が中心となっており、特に患者の QOL 上のアンメットニーズが大きい状況です。 放射線性大腸炎への有効な治療法が待ち望まれる中、当社止血材「PuraStat」は欧州において当該 症状に対して消化器内視鏡的に使用され、止血だけでなく正常組織への回復が促進されるなどの画 期的な炎症の治癒効果が医師より報告され、医療現場からも放射線性大腸炎向け創傷治癒材として の製品化を強く望まれております。 そう思う30 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
ヒロデビッドソン 2021年10月11日 16:54
2021年10月11日
口腔粘膜炎治癒材(放射線性大腸炎の治癒材に向けたファーストステップ)の 米国での販売承認取得に関するお知らせ
当社米国子会社 3-D Matrix, Inc.は、Radiation Proctitis(放射線性大腸炎)向け創傷治癒材の 開発の前段階として、Oral Mucositis(口腔粘膜炎)向けの創傷治癒材を米国食品医薬品局(以下 「FDA」という)に医療機器(クラスII)での市販前届 510(k)(以下「510(k)」という)(*1)の承認 申請をしておりましたが、この度、FDA より承認を受けましたので、お知らせいたします。
本製品は、当社グループが米国マサチューセッツ工科大学(MIT)よりライセンスを受けた自己組 織化ペプチド技術を用いて開発しており、口腔粘膜炎を始めとしたあらゆる口腔内の創傷や潰瘍に 塗布することで粘膜組織上に保護膜を形成し、二次炎症の防止や痛みの軽減に加え創傷治癒に最適 な湿潤環境を維持することを目的とします。
口腔粘膜炎は頭頚部癌をはじめとする固形がんや造血器悪性腫瘍等に対する化学療法や放射線療 法の副作用として4割以上の高頻度で発生すると言われており、口腔内粘膜の炎症を原因とする痛 みや二次炎症を生じ患者の QOL に多大な影響を与える症状です。対処法としては痛みの緩和や炎症 を抑えるための粘膜保護剤やステロイド薬剤の使用などの対症療法が中心となっており、有力な治 療法が待ち望まれています。
また放射線性大腸炎は、前立腺がんや子宮がん等への放射線療法に起因する副作用で、大腸粘膜の 炎症を高頻度で引き起こします。2割程度の患者は慢性的な下血、頻繁な排便、激しい腹痛、直腸狭 窄を伴う晩期障害に悩まされておりますが、現時点では有効な治療法が確立されておらず対症療法 が中心となっており、特に患者の QOL 上のアンメットニーズが大きい状況です。
放射線性大腸炎への有効な治療法が待ち望まれる中、当社止血材「PuraStat」は欧州において当該 症状に対して消化器内視鏡的に使用され、止血だけでなく正常組織への回復が促進されるなどの画 期的な炎症の治癒効果が医師より報告され、医療現場からも放射線性大腸炎向け創傷治癒材として の製品化を強く望まれております。