プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2022/01/29〜2022/01/31

>>142

現在の日本のPCR検査人数は約27万人です。
もうPCR検査は予約待ちで受けられない。
しかし、国が発表しているPCR検査の実施能力は38万6千件です。
「まだ余力がある？」そんなことを信じる人はもういませんよね。
これは失政と既得権益者の虚偽と、圧倒的な現場人材の不足のためでしょうね。

それはさておき、今ですらPCR検査数は27万人。
「コロナが収まればお払い箱になる検査装置をどんどん増やすのは無駄。あと一月この山を我慢すれば。」と言いたい人も出てくるでしょうね。

しかし、もし仮に40歳以上の国民全てが毎年、血液によるPCRがん検診を受診するためにはどの程度の検査能力が必要になると思いますか？

40歳以上の日本国民は約8000万人。250日に均等分散できたとして1日に必要な検査能力は32万検査なのです。これは国内のPCRのすべての能力を投じたとしての数字です。未来の私達の健康のためには全く無駄な投資ではありません。

日本の国民医療費のうち癌の治療費は約4.5兆円。非常に高額な検査や、高度治療や、週末ケアに投じられています。これが毎年のPCRによる癌検診で超早期に発病を発見できたらどうなるでしょうか。

PCR検査は、健康保険財政や、個人や家族の肉体的・精神的・経済的な苦しみを大きく軽減させる可能性を持っているのです。

なので反面、大きな損失を被る人も多い。という難しさもありますね。