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スズキ(株)【7269】の掲示板 2017/04/15〜2017/07/05

「質問いい?」

なんでしょう?

「増資発表して売ったほうが利益が出るのであればなんでまだスズキ株を保持している株主がいるの?売れば利益が出るのに」

なるほどですね
そこについて説明すると長くなりますので簡略化して話ますが、”目先の利益だけを追う”ならばその選択肢(売り)も一つだと思います
一方で先程も言いましたが、売ることで本当に利益になるかどうかはその時々の場によります
そもそも増資発表するとなぜ株価が下がりやすくなるか、それは発行済みの株式総数が増える為です
増えると各株主が持っている1株あたりの利益も下がります
ですので利確したり売ったりする株主も出てくるでしょうね

「だったら尚更わからないんだが?なぜ保持するの?」

理由の1つとしては、売ることで必ず利益が出るとは限らないからです
というのも、売る株主もしくは空売りが出てくることで株価は下がり、それによって他の株主たちも売ったほうが得(株価が低いほど株主にとってもマイナスになりますからね)、というのが下がる時の大まかな流れなのですが、問題は”この売りがどのくらい行われるか”です
ようするに、どのくらい株価が下がるかということですね
これらは市場やメーカーの今までの傾向、業績等の状況から判断して行くことになります

スズキの場合、増資発表したのは昨日今日の話ではありません
にもかかわらず未だに(なかなか)5000円を割ってこないというしぶとさ、企業としての底力を見せています
これらは好調な業績等も影響しているといいますか、各株主がそういった要素からも判断しているわけです
株価がなかなか下がらないとなれば売る意味もなくなってきますし、逆に変なタイミングで売ると損する可能性も出てきます

あとは、ブランド力やメーカーとしての信頼度、ここも要素になってきます
それこそ古参の(スズキに馴染み深い)株主さんとかであればちょっとやそっとのことではなかなか手離さないです

それと株の売買においては当たり前ですが様子見もできます
株価や市場の様子を見ながら売買の判断をする株主さんも多く、増資発表したからすぐに売る、という株主さんのほうが少ないと思います

日経平均株価や国外の売買等によっても左右されてくる

そういった(一言では語り尽くせない)様々な要素があり、今日のように上がることもあるわけですね

「なるほど」

  • >>1031

    増資はマツダも2012年ごろやってるけど、1600億円くらいだった。
    劣後ローンとかも含めて2000億円超えで海外工場とかに投資した正に起死回生の投資だったわけだ。
    マツダは当時赤字だったしね。
    今思うと為替対策として海外工場を作るよりも円安に任せて国内工場の生産を増やしたほうが儲かったかもしれないとも思うけど。
    株価は、主に円安のおかげで200円→100円→500円だった。(今の価格で1000円→500円→2500円)
    もちろんマツダの技術や戦略やデザインも凄くよかったと思うよ。
    それでスズキの場合も技術は凄くいいと思う。あとデザインもね。
    だからもしスズキが暴落することがあったら買わせてもらおうと思っているよ。
    結局増資自体はどっちに転ぶか解らないが、こんなに技術のある会社が安くなったら買うというスタンス。