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(株)ティラド【7236】の掲示板 2015/04/29〜2018/01/04

アルミ価格、下落鮮明
昨年11月末比 米国の現物2割安、日本向け大幅な下げも

 アルミニウム地金の現物価格の下落が鮮明になってきた。米国では2014年11月末に比べて約2割下落し、近く始まる日本向けの価格交渉でも大幅な下げが見込まれている。過剰設備を抱える中国からの輸出攻勢で国際需給が緩んでいる。中国が製品輸出税の廃止で輸出圧力を強める可能性もあり、供給過剰の解消には時間がかかり
 米国の現物アルミのスポット価格は現在1トン2000ドル前後で推移。5月に入ってから下げ足を早めており、14年以降で最も安い水準にある。
 「中国の輸出拡大が影響している」(丸紅)。中国貿易統計によると、1~4月のアルミ製品輸出量は164万トンと前年同期から4割増えた。主にアジア向けに輸出を増やしており、需要を奪われたオーストラリアや中東のアルミ製錬会社が比較的需要の強い北米向けの輸出を増やしている。北米ではアルミ調達が容易になり、割増金が230ドル強と春先から半値に下落。現物のスポット価格を押し下げている。
 中国は年間3000万トンと世界の半分強のアルミを生産する。電力コストが安い新疆ウイグル自治区や雲南省などで製錬所の能力増強が続いており、余剰能力は100万~500万トンあるという。中国のアルミ相場が海外よりも安いため輸出を一気に増やした。
 足元では米国などのアルミ現物価格が下がり、中国の輸出攻勢が一服する可能性もある。ただ中国は5月1日から合金やバーといったアルミ製品で15%の輸出税を廃止するなど追加の輸出促進策を打ち出した。「輸出税廃止の影響を注視していきたい」(昭和電工)と警戒する声もある。
 日本の現物価格も先安観が強い。現在1トン2170ドル前後と昨年秋から1割程度安いが、5月末から7~9月期の割増金の交渉が始まる。国内需要家が売り手である海外製錬会社に値下げを要求するのは必至。大幅に下がれば国内の建材関連や飲料缶メーカーのコスト負担が減少しそうだ。
(日経Web)

ここの決算の言い訳はアルミの価格上昇が利益を圧迫してるって事だろ。
チャンスなんじゃ・・・