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川崎重工業(株)【7012】の掲示板 2016/01/07〜2016/03/11

<発表>◎川崎重工、中国で環境配慮型ごみガス化システム「CKKシステム」4機を連続受注
発表日:2016年2月16日
中国で環境配慮型ごみガス化システム「CKKシステム」4機を連続受注

 川崎重工と中国CONCHグループ(※)との合弁会社である安徽海螺川崎工程有限公司(以下、ACK)は、中国において、当社とCONCHグループが共同開発した環境配慮型ごみガス化システム「CKKシステム(CONCH Kawasaki Kiln System)」4機を連続受注しました。今回受注したCKKシステムは、広西チワン族自治区凌雲県向け、安徽省銅陵市向け、安徽省寧国市向け、河北省沙河市向けの計4機で、2017年1月までに順次納入する予定です。
 CKKシステムは、当社が長年磨きあげてきたごみ処理技術およびセメントプラント技術と、CONCHグループのセメントプラントにおける運転ノウハウを融合させることにより実現した、世界初の環境・省エネルギーシステムです。
既存のセメントプラントにごみ焼却炉を併設することにより、セメント生産工程とごみ処理工程を一体化させ、ごみの無害化・減量化・再資源化を図ります。本システムは、ごみや下水汚泥をガス化し、そこで得られる熱エネルギーをセメント生産工程で有効利用することにより、同工程で使用される石炭などの化石燃料およびCO2排出量を削減することができます。ごみ・下水汚泥をガス化した後の灰などはセメントの原料として再利用できるため、従来のごみ焼却処理に必要な焼却灰の最終処分が不要で、完全なゼロエミッションを実現します。また、ごみ処理の際に発生するダイオキシン等の有害物は、セメント焼成工程において無害化されるため、有害物処理専用の設備を必要としません。さらに、CKKシステムは既存のセメントプラントにごみ焼却のガス化炉を併設するだけでよいため、新規にごみ焼却処理施設を建設する場合に比べて、初期費用を抑えることが可能です。
 当社とACKは、今回の受注を含めて中国向けに23機の受注実績を有しており、これまでにCONCHグループ傘下で中国最大手のセメントメーカーである安徽海螺水泥股■有限公司(CONCHセメント)の安徽省銅陵市の工場(ごみ処理量300トン/日)や貴州省貴定県の工場(ごみ処理量200トン/日)などに16機を…

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