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(株)村田製作所【6981】の掲示板 2016/06/29〜2016/09/02
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>>851
>金融危機後のボトムである2009年2月の時価総額は、
>その前のボトムの2003年3月から計算し直すと、
>年率平均+5.3%増ペースとなり、
>この間の世界GDP成長率に近いものとなります。
リーマンショック後のボトムは2009年2月ではなく、
3月の方が下、さらには2008年10月の方が安いです。
その時の日経平均底値は 6994円
2003年4月(3月ではありません)の底値は 7604円
従って2008年の方が、
日経225の時価総額は下がってるはずです。
>ちなみに高値同士を結ぶ別の測り方をすると、
>2007年10月の高値から、次の高値である2015年5月までの時価総額は
>年平均+2.43%ペースで増えてきました。
>この間の各年GDP成長率は、09年のみ金融危機でマイナス0.1%減でしたが、
>あとの殆どは3%台の成長率で、ほぼ一致します。
さらに遡ると1989年の高値から96年高値、2000年、2007年と、
右肩下がりで下がってます。
この間世界のGDPは拡大してるはずですね。
そんなわけで、
あなたの提示したモデルは事実と整合しません。
ぽけもん 2016年8月21日 00:19
金融危機後のボトムである2009年2月の時価総額は、その前のボトムの2003年3月から計算し直すと、年率平均+5.3%増ペースとなり、この間の世界GDP成長率に近いものとなります。実際2002~8年各年の世界GDP成長率は+2.9%~5.7%の間でした。
ちなみに高値同士を結ぶ別の測り方をすると、2007年10月の高値から、次の高値である2015年5月までの時価総額は年平均+2.43%ペースで増えてきました。この間の各年GDP成長率は、09年のみ金融危機でマイナス0.1%減でしたが、あとの殆どは3%台の成長率で、ほぼ一致します。
オリンピック終了後直近ピークの時価総額より45%下がるとすると、2009年2月の前回ボトムから今年10月底までの93ヶ月間に、年率+5.2%ペースで成長してきたことになり、底同士を結んだ過去の数字とほぼ一致します。また高値から45%の暴落というのも、いかにもありえそうな数字ではないかなと思います。
ちなみに高値~高値を結んだ成長率の+2.43%の方に合わせようとすれば、直近高値(15年5月)から55%ほど下落する必要あります。この数字は丁度リーマンショック時の落ち方と同じとなります。
いずれにしましても、安値時から高値時までの上がり方はGDP成長ペースを逸脱した異常なハイペースでありますが、暴落を含めて計算すると、大体GDPと一致するという事です。株価というのは無節操なものでありながら、一貫した整合性も長期には持つものです。