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太陽誘電(株)【6976】の掲示板 2021/03/12〜2021/05/09

松井証券・シニアマーケットアナリスト 窪田朋一郎氏

 日経平均株価は20日に前日比584円安と急落したが、その後の米株の下落に伴い先物はさらに深掘りしている。きょう21日も上値は重く、目先は2万8000円前後で下げ渋る展開が予想される。

<日銀、ETF買い見送り、ワクチン遅れも響く>

 市場が強く意識しているのは、量的緩和を段階的に縮小していく「テーパリング」だろう。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各国の金融当局は資金供給を強化した。ただ、足元では米国などでワクチン接種が進み、FRB(米連邦準備制度理事会)は金融政策の正常化へ向けた議論を本格化する可能性がある。

 日本では20日、日銀が株安局面にも関わらず指数連動型ETF(上場投資信託)の購入を見送りテーパリング色を強めた。国内の新型コロナ動向は予断を許さず、海外とは異なりワクチン接種も遅れている。そうした中での金融緩和の世界的な縮小観測は、日本株を物色対象から外す要因になっているとみられる。

提供:モーニングスター社