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TDK(株)【6762】の掲示板 〜2015/04/27

もいっちょ!


格上げーーー





TDK(6762)
中期経営計画と車載向け部品、HDDヘッドの成長に期待
投資評価「1」継続目標株価 8,400 → 9,000円、4月24日発行

投資判断
(前回)
(今回)
目標株価
8,400円→9,000円

投資評価
1→1

投資指標
株価(4/23)
8,670.0円

外国人持株比率
43.8%

電子部品
中立
HDD出荷数量は短期はやや低迷も、データセンター向けの成長性は高い

SMBC日興証券(以下「弊社」)は、TDK(以下「同社」、4/23終値8,670円)の業績予想を変更し、今後6~12ヵ月の目標株価(配当割引モデルで算出)を8,400円から9,000円に引き上げる。足元のHDDの出荷数量が、弊社従来予想よりも少なく推移していることを考慮し、15/3期、16/3期予想を引き下げる。一方、17/3期予想については、データセンター向けHDDの増加によるHDDヘッドの員数増加、熱アシスト技術(HAMR)の採用に伴うHDDヘッドのシェア拡大を織り込み上方修正した。電子部品セクター内相対評価に基づく投資評価「1」は継続する。

Seagateや日本電産はデータセンター向けHDDの成長を見込んでいる
HDDメーカーのSeagateは、データセンター向けHDD出荷数量について、暦年上期40に対し、下期60と増加を見込んでいる。日本電産は2014年に3,700万台の市場が、2020年には2倍超の9,100万台(年率16.2%の成長率)と予想している。
データセンターのビット需要は、デバイスの高度化による1台の端末が生成するデータ量の増加とインストールベース拡大の掛け算で増加するため、今後も高成長が続く可能性が高い。HDDの面記録密度の伸び率が鈍化していることから、HDDの出荷台数成長とHDD部品(ヘッド、ディスク、サスペンション)の員数増にもつながるだろう。また、2016年以降は、HDDのコスト削減のため、HAMRの採用が進む可能性が高まっており、同社のシェアは緩やかに上昇すると弊社では予想する。