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シャープ(株)【6753】の掲示板 2019/03/13〜2019/03/18

 1ドル1円円高がシャープ株を130円下げる、というのがなぜ驚きだったかを説明します。

 1ドル1円の上下というのは、いま110.3円ですからわずか0.9%です。一方シャープ株130円は1,253円の10.38%にあたります。

 この比率なんと 10.38 / 0.9 = 11倍。
 どちらもパーセンテージなのに、11倍に増幅して“大音量”になってガンガン効いてくるわけです。

 Yahoo!でもたいていの株価チャートソフトは、シャープ株価を出したあと、日経やダウや他社と比較できます。その中で、円ドルも比較できることが多いですが,1倍で比較されてしまいます。すると円ドルは平坦で関係ないかのような外観になります。

 外国人が円建てで投資したときの実入りは、たしかに円ドルレートの1倍で増減しますから、意味がないことはありません。
 それでつい、シャープ株も、円ドルがわずかな比率で動いてもそれだけの影響かと勘違いする人が残っていると思います。

 しかし実際は上述のとおり11倍です。円高が50銭も進んだとき、そんなグラフではたいした落下に見えませんがシャープの株価は5%も下がって、買い方から悲鳴が上がる、という構造です。