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パナソニック ホールディングス(株)【6752】の掲示板 〜2015/04/27

>>81988

Overweight
目標株価を800円から1,200 円に引き上げ

◎パナソニックと日立の比較分析
日立製作所が辿った事業構造改革を振り返り、パナソニックにおける事業構造改革との比較分析を行なった。パナソニックの2013-2015 年度中期経営計画は、日立が2008-2009 年度に遂行した事業構造改革と共通点が多く、日立と同様にパナソニックのサクセスストーリー実現の可能性を慎重に見極めたいところであり、同社株価上振れ要因の大きなカタリストとなりえよう。

◆パナソニックと日立の比較:日立の株価は事業構造改革の一巡後、1998年以来初めて2011 年度からパナソニック株価をアウトパフォームしている。主な牽引役は不採算事業の整理や成長事業への投資を背景に、業績見通しが改善したことであった。一方パナソニックは、これまでのところそういった業績見通しの改善は見せていない。しかし、同社は強化領域の再定義や大胆なコスト削減などに着手しており、実際、売上高に対する設備投資額比率や従業員数はすでに減少傾向にあり、営業利益率は改善している。

◆累計事業構造改革費(TRC):パナソニックの事業構造改革費は2002-2012 年度累計で2 兆円近くに達し、金額的には日立のTRC の3 倍以上であるが、売上高に対するTRC 比率を見ると両社は同水準であり、似たような厳しい事業環境下に置かれていることを反映していよう。不採算事業の整理や自動車および住宅事業への軸足転換には、引き続きコスト負担が発生すると見られるが、売上高に対するTRC 比率は大幅に低下し、固定費軽減は業績見通し改善に寄与すると見ている。

◆Cross-Value Innovation(CV2015):パナソニックの中期計画の4 つのイニシアティブは、
1)不採算事業の整理、
2)脱・自前主義による成長および効率化、
3)財務体質の改善、
4)顧客からの逆算による成長戦略の強化、
である。また、「選択と集中」戦略を強調しており、日立が採用した主要イニシアティブと類似するものである。

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  • >>82072

    http://www.panasonic.co.jp/ir/reference/presentation/irday2013/index.html
    Panasonic IR Day 5/30 2013
    当社では本年4月1日より新しい組織体制での事業活動を開始しております。
    2013年5月30日に、4カンパニー社長及びCFOによるIRミーティング「Panasonic IR Day」を開催しました。

    ◆2013/05/31 11:16 日経速報ニュース
    株診断 パナソニック、事業計画「リストラ」に評価 稼ぐ力にはなお懐疑

    31日午前の東京株式市場で、パナソニック(6752)が反発。一時前日比28円(3.5%)高の832円まで上昇した。30日午後に主要事業の今後3年間の経営計画を公表し、「人員削減などを通じて事業効率が改善する」との見方から買いが入っているようだ。ただどこまで計画を実現できるかはなお不透明で、上げ幅は限られている。

    「やるべきことは何よりも赤字事業をなくすことだ」。パナソニックの津賀一宏社長が今期から3カ年の中期経営計画で掲げる最大の目標は赤字事業の一掃だ。30日に公表した計画では、営業赤字の続く半導体など部品関連の3事業を2016年3月期に黒字転換する方針を示した。リストラなどで固定費を減らすほか、安価な海外製部材の採用などを増やしてコストを削減するという。

    特に、前期に205億円の営業赤字になった半導体事業は再建が急務。経営計画では、半導体や車載製品を担当する社内カンパニー、オートモーティブ&インダストリアルシステムズ(AIS)社で、前期末に約11万1000人いた従業員を3年で約5000人減らす方針を示した。モルガン・スタンレーMUFG証券の小野雅弘アナリストは31日付のリポートで「(AIS社の)高い成長が実現すれば、最も高く評価できる変化だ」と指摘した。

    市場はパナソニックが「守り」だけでなく、「攻め」の姿勢を示したことも評価したようだ。長栄周作副社長が30日、共同通信などのインタビューで、住宅関連事業を拡大するため太陽光発電などの分野で企業買収を検討していると表明した。住宅関連事業の売上高を2018年度に2兆円以上に拡大するという。小野氏は「昨年は成長戦略が伝わらなかったが、今年は企業買収など攻めに転じたことを評価する」としている。

    ただSBI証券の鈴木英之投資調査部長は「計画は人員削減などリストラが繰り返されているだけ。業績の改善には本業の回復が不可欠だ」と話す。半導体などでは業界再編も含めた抜本的なてこ入れが必要だと主張する。

    パナソニックの稼ぐ力を示す売上高営業利益率は13年3月期で2%台と低迷。きょうの株価も朝方の買い一巡後は上げ幅を縮めた。業績悪化とリストラ策のたびに下落と上昇を繰り返してきた同社の株価。本格的な水準切り上げは「リストラ頼み」から脱却し、収益力の回復が鮮明になることが前提だ。

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