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東海カーボン(株)【5301】の掲示板 2018/04/17〜2018/04/23

>>880

そのとおりです。良く整理できました。
ただもう一つ抜けてるのがリチウム電池負極材。これもニードルコークスから作られるということ。
ニードルコークスを増産しても追い付かない状況(中国で高品質製造は難しいと言われている。最近やっと追いついてきたところ。とは言っても一流自動車メーカーは尻込みでしょう)。
日産も宣言しました。
【日産、電動車比率5割へ 2018/4/21付日本経済新聞】
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2964894020042018TJC000/
正極材コバルトやリチウムも逼迫状態。

そもそもノムラの「2019年に、中国でニードルコークス増産の可能性」というフェイク格下げは、「原料ニードルコークス価格=製品黒鉛電極価格」を前提にしています。そして増産規模にも言及していません(もともと眼中にはなかったでしょうが)。

5年以上の長期的には需給軟化するかもしれませんが、少なくとも2019年において電極需要が衰えることは考えにくく、原料価格の低下は、電極利益マージンの増加に繋がります。
電極需要の5年サイクル理論でいえば、始まったばかり。

【黒鉛電極市場近況2018#Apr 世界的に需給ひっ迫感続く インド品は300万円に 2018.04.20 14:14】
https://www.iru-miru.com/article_detail.php?id=23640
「製鋼用黒鉛電極市場はいまだ世界的に需給ひっ迫感は続いている。国内の電極メーカーも値上げを発表しており、4月からの販売価格は最低でもトン90万円、16インチ以下の細物ではトン130万円(東海カーボン)まで上昇している。以下は1月までの国内の黒鉛電極平均価格の推移 ・・」

ちなみに去年12月の価格は、35万円ほどでした。
インド品300万とはブッたまげ!
インドは中国に次いでインフラ投資が盛んです。

  • 907

    sos***** 強く買いたい 2018年4月22日 13:21

    >>895

    ありがとうございます。
    大変参考になりました。リチウムイオン電池の市場も新たな要因なのですね。インド品300万!まだまだ価格高騰は続きそうです。

    黒鉛電極市場の急激な逼迫は誰も予想していなかった。昭和電工の米国生産工場買収は、当時、無謀とさえ言われていた。米国の規制条件にひっかかって東海カーボンがその一部を取得することになるや直ぐに大きな増益要因となった。
    16年度まで黒鉛電極は赤字事業で業界全体が生産調整に動いてきた矢先の急変だった。
    だからいくら需給が逼迫したからといって、いちど投資したら償却に長い年月がかかる生産工場の増設には踏み込めない。地条綱市場の穴埋めはもとより、新興国需要も今後伸びそう。問題はこの先、需給逼迫状況がいつまで続くかだ。この好機に米国生産工場の取得は天恵だったというべきか。株価急落は2月の過熱状態を機関に狙われ、野村レポートをきっかけに二段底を掘られた格好だが、ココから下は考えられない。機関のしわざなら次は逆方向のオーバーシュート。2,000円を超えて、次の格付けでさらに高値を設定された辺りが天井の頃合いではないだろうか。