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東海カーボン(株)【5301】の掲示板 2018/04/17〜2018/04/23
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882
sos***** 強く買いたい 2018年4月21日 20:48
>>880
既出かもしれませんが、市況全体がまとめられたよい情報がありました。
2018402_analyst.pdf
明治安田アセットマネジメント
アナリスト・コラム
これを読むと黒鉛電極市況の逼迫はまだ始まったばかり。
よほどの構造変化かない限り、この先2~3年は強気の買いで良さそうです。 -
>>880
すんばらしい
シェイしぇい😆 -
>>880
そのとおりです。良く整理できました。
ただもう一つ抜けてるのがリチウム電池負極材。これもニードルコークスから作られるということ。
ニードルコークスを増産しても追い付かない状況(中国で高品質製造は難しいと言われている。最近やっと追いついてきたところ。とは言っても一流自動車メーカーは尻込みでしょう)。
日産も宣言しました。
【日産、電動車比率5割へ 2018/4/21付日本経済新聞】
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2964894020042018TJC000/
正極材コバルトやリチウムも逼迫状態。
そもそもノムラの「2019年に、中国でニードルコークス増産の可能性」というフェイク格下げは、「原料ニードルコークス価格=製品黒鉛電極価格」を前提にしています。そして増産規模にも言及していません(もともと眼中にはなかったでしょうが)。
5年以上の長期的には需給軟化するかもしれませんが、少なくとも2019年において電極需要が衰えることは考えにくく、原料価格の低下は、電極利益マージンの増加に繋がります。
電極需要の5年サイクル理論でいえば、始まったばかり。
【黒鉛電極市場近況2018#Apr 世界的に需給ひっ迫感続く インド品は300万円に 2018.04.20 14:14】
https://www.iru-miru.com/article_detail.php?id=23640
「製鋼用黒鉛電極市場はいまだ世界的に需給ひっ迫感は続いている。国内の電極メーカーも値上げを発表しており、4月からの販売価格は最低でもトン90万円、16インチ以下の細物ではトン130万円(東海カーボン)まで上昇している。以下は1月までの国内の黒鉛電極平均価格の推移 ・・」
ちなみに去年12月の価格は、35万円ほどでした。
インド品300万とはブッたまげ!
インドは中国に次いでインフラ投資が盛んです。
情報がどうもよく解らないので試しに整理してみる。
昨年からの黒鉛電極市場の逼迫は主に中国の、地面に埋め込まれた簡易的な電炉を使って中周波で鋼材を作る「地条綱」と呼ばれる環境汚染問題のある鋼材の全面禁止に端を発している。
「地条項」の生産は1億2,000万トンと言われており、日本の国内粗綱生産量1億トンを超える違法市場が野放しだった。これが取り締まられたため、中国で正規品の需要が急速に高まりパニックを引き起こしている。
「地条綱」の供給が途絶え、中国国内で粗綱の需給が逼迫し、正規品を製造できる電炉の稼働が急増したために、製造に必要な消耗品である黒鉛電極の価格が急騰した。
この影響で市況が国際的に逼迫し、18年の国際価格は、主要な取引が1トン当たり8000~1万2000ドルで決まったと伝わっている。これは、17年価格の3倍以上。主原料であるニードルコークスも上昇しているものの、18年度の黒鉛電極メーカー各社にとっては大きな増益要因となる。
原料から順に並べると、
ニードルコークス→黒鉛電極→電炉→粗綱
「地条綱」の供給が途絶えたため、正規品を求めて電炉の稼働が高まり黒鉛電極が高騰しているという図式だ。
黒鉛電極メーカーにとって電炉の増設や稼働率アップは、売上の拡大を意味し、ニードルコークスの需給が緩むのはコストダウンにつながる。
素人があちこちから集めた情報を整理したものなので認識の誤りがあるかもしれません。