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(株)イトーヨーギョー【5287】の掲示板 2016/08/29〜2016/10/06

ざっと簡単に説明します。

共同溝=各種インフラを共同で入れるスペースのこと。
 水道、ガス、大きくなれば鉄道も入る。
 人が入って管理できる構造物となっている。

電線共同溝=上記共同溝から、電線類だけを収めるよう規模が小さくなったもの。
 U型構造物に収めてほぼ全て開口して管理できるCAB方式(コスト高で最近は採用されない)、埋設管路と人孔部からなり人孔部で管理を行うCCB(C・C-BOX)方式に大きく分類される。

厳密にいうとこうですが、(電線)共同溝と言いたかったのでしょうね。
電線共同溝なら埋設管路はあっておかしくはないです。

ついでに以前勘違いされていた方がおられますので、説明を入れておきます。
このCCB方式は埋設管路に色々あり、
・単管方式:1つの管に1本のケーブルを入れる(主に電力)
・フリーアクセス方式:1つの管に複数のケーブルを入れ、管の途中から引込線を抜き出せる構造のもの(通信)
・ボディ管方式:1つの管にさや管を入れて、メインとなるケーブルを複数の事業者がいれる(通信)
・小型トラフ方式:コンクリートの小さいU型構造物内にさや管を入れてケーブルを入れる(低圧電力・通信)
・直接埋設方式:ケーブルを保護管なしで敷設する。これはまだ試験施工段階。

上記、小型トラフ方式がこちらのDDBOXやSDBOXに相当し、DDBOXはCCBOXに変わる方式というわけでないという認識をしています。
あくまでDDBOXは側溝と一体化した機能をもつ小型トラフであり、縁石と一体化した機能をもつ小型トラフという訳です。
SDBOXは小型トラフを改良したイトーヨーギョーバージョンに過ぎません。

この小型トラフは様々な会社が手掛けており、さらっと見てみたいなら日本共同溝工業会なんかのWEBを見られるとわかると思います。