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(株)リプロセル【4978】の掲示板 2020/02/08〜2020/02/13

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ミカエル 強く買いたい 2020年2月13日 21:20

最近では、iPS細胞を活用した病態解明や再生医療への応用など、実用的な研究開発が多く行われるようになり ました。一方、メディカル事業では、現在、脊髄小脳変性症を対象とした再生医療製品Stemchymal®(以下、ステムカイ マル)および、横断性脊髄炎および筋萎縮性側索硬化症(ALS)等の中枢神経系疾患を対象としたiPS神経グリア細 胞の研究開発を進めております。これら再生医療製品は中長期的な成長事業として、積極的な投資を行い、早期の 製造販売承認の取得を目指します。 再生医療に関しては、上市までに臨床試験を行い製造販売承認を取得する必要があるため、研究支援事業より事 業化に時間が必要とされますが、日本では2014年の法改正により、世界で最も再生医療の産業化に適した環境が整 いつつあります。「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(通称 薬機法)」で は、治験において安全性が確認され、有効性が推定された再生医療等製品に対して早期承認(条件・期限付き承 認)を与えることが可能になりました。これにより、患者様に対して新たな治療機会を早期に提供すると共に、治 験期間の短縮や治験費用の削減が期待できます。 また、経済産業省の報告書(「平成29年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 「根本治療の実 現」に向けた適切な支援のあり方の調査」)によると、再生医療産業のグローバルでの市場規模は2030年で約5~ 10兆円となっており、今後、巨大市場に成長することが見込まれています。 このように、再生医療を中長期的な成長事業と位置づけ、早期の製造販売承認の取得を目指します。   短中期的な収益の柱である「研究支援事業」と、中長期的な成長事業である「メディカル事業」の両方を組み合 わせることで、短期→中期→長期と、継続的な成長を目指します。   この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高891百万円(前年同期比 10.6%増)、営業損失671百 万円(前年同期 587百万円の損失)、経常損失656百万円(前年同期 456百万円の損失)、親会社株主に帰属する 四半期純損失663百万円(前年同期 430百万円の損失)となりました。