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(株)リプロセル【4978】の掲示板 2023/05/25〜2023/05/26

あのIR、リプロセルの解釈はわかったけれど、具体的な数値がほとんどないので、実際に何が起こっていたのかがわからない。
なので、妄想してみた。数字も全部妄想です。

被験者はステム投与31人、プラセボ28人。(これは事実)

―――以下妄想小説(事実ではありません)―――――
待ちに待った解析結果をおそるおそる開いてみる周史。
ステム投与組で効果のあった人が16人。
「16/31ってことは…52%に効果!ワオ、これなら行ける!」
興奮しながらプラセボ組のデータを見た瞬間、表情が曇った。
プラセボ組は14人に効果があった。14/28で奏効率50%。

「高すぎる!普通プラセボの効果は2~4割と言われているのに。」

52%対50%。このサンプル数では2%は誤差の範囲内だ。
「参ったな、こんなにプラセボが効いたら有意差のハードルなんか超えられるわけ無いじゃん」
恨み節を言いながら書類をめくっているうちに、重症者グループの数字が目に飛び込んだ。

ステム投与組重症患者5人のうち3人に効果あり。奏効率60%。
プラセボ重症患者5人のうち2人に効果あり。奏効率40%。
なんと20%もの差だ。

「…とは言っても、母集団5人ずつではなあ…。」

N大学の先生に意見を求めると、
「可能性はあるね。このままじゃ効いていると断言はできないけれど、棄却するのはもったいない。もっと調べたほうがいいよ。重症の被験者増やしてもう一度治験したら?」

教授の部屋を出て、大きなため息を付いたあと、周史はそっと呟いた。
「そんな事言われても治験に何億かかると思ってんだよ…。とりあえずこのまま申請してみるか…。」
―――以上妄想小説(事実ではありません)――――――

もちろんこんなシンプルな話のわけはないけれど…。