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メディシノバ【4875】の掲示板 2017/10/27〜2017/10/28

今回の治験ではインターフェロンβやガラティラメルアセテート(コパキサン)と他の薬剤との併用治療の患者も受け入れているようなので、その結果がどうなのかに注目している。MN−166は現状の治療薬(寛解型)とは競合しない進行型の薬剤なので、下記会社発表のあるような治療薬と併用で使用される可能性がある。作用機序も異なるので下記のいずれの会社も喉から手が出るほど欲しい薬剤と考える。今回の発表で安全性は良好(問題はありませんでしたではなく良好との記載)との結果は併用も含めての結果と思われるので、28日の発表にはかなり期待している。

現在、ABCRと呼ばれる治療薬(A::アボネックス・バイオジェンIDEC社、B::ベタフェロン・バイエル社、C::コパキサン(グラチラマー塩酸塩)、R::レリーフ・メルクセローノ社)のほか、抗体医薬である新しいメカニズムのナタリズマブ(商品名:タイサブリ・バイオジェンIDEC社)という注射薬の販売特許を取得し、市場拡大に拍車をかけています。ABCRとタイサブリの2010年度の売上高はそれぞれ1960億円、1220億円、2580億円、1670億円、970億円となっており、この5剤の売り上げの総額だけでも8400億円近い市場を形成しています。