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ペプチドリーム(株)【4587】の掲示板 2018/12/20〜2019/01/05

中外製薬のブロックバスター候補の抗がん剤「アレセンサ」は規模の原理が物を言って開発に成功したという。その規模というのは、200万のライブラリーのこと。
これと比較すると、PDPSは約1兆(200万の5万倍の規模)をオーダーメイドで何回でも調製できるから事実上無限大の規模。まさに桁違いな訳だ。創薬は開発の初期段階で、いかに優れたリード化合物を取得できるかが重要なので、ライブラリーの化学的多様性が命である。近い将来、PDPSから生み出された化合物から何個のブロックバスターが誕生するのか楽しみだ。

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ロシュのライブラリーが役立った」。アクテムラに続くブロックバスター候補として期待が高まる抗がん剤「アレセンサ」について、研究部門を率いる岡部尚文上席執行役員はこう述べる。研究開発費は中外製薬単独では1000億円弱だが、ロシュグループ全体では1兆円超だ。アレセンサはバイオ創薬ではなく化学合成で生まれたが、ロシュが蓄積してきた200万を超す化合物のリストを参照したことで「規模の原理が物を言った」(岡部氏)。〔2015.12.3 日経産業〕