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投稿コメント一覧 (55コメント)

  • >>No. 656

    ご返信有り難うございます。
    蛇使いマンさんのご理解で間違いないと思います。
    画期的なコンセプトでありながら、人気化していないところが不思議ですね。
    今後の展開を注視していきたいと思います。

  • >>No. 653

    > 難治性疾患、重要臓器の損傷・機能不全の再生医療には、
    > 中胚葉由来間葉系幹細胞よりも、ステムリムがやっている
    > 外胚葉性間葉系幹細胞を動員する方法が、多くの面で、
    > 遥かに優れていることが分かりました。

    非臨床での結果でしょうか?ソースをご教示いただけると幸いです。

  • 再生医薬を手掛ける上場3社を比較してみると、ステムリムの割安度が際立っているのがわかる。

    【ステムリム】
    時価総額:293億円、自己資本:101億円、PBR:2.90倍
    【サンバイオ】
    時価総額:732億円、自己資本:126億円、PBR:5.80倍
    【ヘリオス】
    時価総額:923億円、自己資本:88億円、PBR:10.40倍

    サンバイオの株価は慢性期脳梗塞のP2b結果、外傷性脳損傷の申請時期延期により相当な株価調整に見舞われたが、ステムリムはその半分以下の評価だ。しかし、対象とする疾患領域の今後の拡大は、むしろステムリムの方が期待できる。安定生産、品質管理が容易なので低コストでの供給が可能で、医療機関に常備できるため必要なときに投与することができる。

  • 治療パラダイムを変える注力開発パイプラインとして8品目を紹介した。
    (2020年3月19日、塩野義製薬はR&D説明会)

    ・制御性T細胞阻害剤(抗CCR8抗体)【がん】
    ・S-540956(核酸アジュバント)【がん】
    ・S-874713(ドパミンD3受容体阻害薬)【各種精神疾患症状】
    ・BPN14770(ホスホジエステラーゼ4D阻害剤)【アルツハイマー】
    ・S-812217(zuranolone)【うつ病】
    ・S-600918【難治性慢性咳嗽 等】
    ・S-637880【神経障害性疼痛】
    ・S-005151(レダセムチド)【表皮水疱症、脳梗塞 等】→ステムリムから導入

    医薬開発本部長の岩崎氏はレダセムチドについて「薬剤のメカニズムに基づいて色々な疾患に展開できると期待している」「迅速に複数の疾患での開発を展開していく」と述べた。具体的な疾患名としては、肝硬変、変形性膝関節症、心筋症を上げた。(ステムリム社の説明会では、これらの対象疾患については2020年中の治験開始を目指すとしている)

  • 2018年12月28日、脊髄損傷治療に再生医療等製品「ステミラック注」(ヒト自己骨髄由来間葉系幹細胞)が、世界で初めて条件・期限付きで承認された。1年半前に実現した快挙である。よく確認してみると、なんと「間葉系幹細胞を血液中に動員する」というコンセプト自体はステムリムのPJ1と同じではないか。PJ1が、骨髄損傷にも適用拡大できるという期待を大いに抱かせる。

    また、ステミラック注には大きな課題がある。患者から骨髄液を取り出して「間葉系幹細胞」(MSC)を抽出し、それを培養する必要があるため、時間がかかり、対応できる患者数に限界があるのである。PJ1であれば、この課題をいとも簡単にクリアできる。ステムリムの決算説明会の資料を読んでみると、脊髄損傷は適応対象としてターゲットになっているようである。恐らく動物実験ではPOCが得られているのであろう。治験開始が待ち遠しい。


    ステミラック注について紹介した動画がありましたので、ご参考までに
    「自分の細胞」で脊髄損傷を治療!医療の常識を覆す驚異のメカニズム/再生医療の最前線【医療のミカタ】
    h ttps://www.youtube.com/watch?v=V63awOIYSzk

  • 以下の記事は1年前の日本証券新聞のもの。今般、表皮水疱症の第2相が成功したことで、再生誘導医薬のコンセプトが証明された。今後、様々な疾患に適用が広がっていくであろう。マーケットへの潜在的なインパクトは膨大と思われるが、どのような形で織り込んでいくのであろうか。
    同業のサンバイオ、ヘリオスよりもスピーディーな開発が可能だと思われるし、大量供給も容易だ。年間の事業費用を比較すると、2社はいずれも50億円程度を費やしているのに対し、ステムリムは10億円程度だ。極めて優位な状況にあると推察できる。今後の展開を見守りたい。

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    現在、開発パイプラインは5本。中で塩野義製薬(4507)に導出したHMGB1ペプチド医薬品「PJ1」が最も進んでおり、表皮水疱症(第2相臨床試験中で今秋終了予定)、脳梗塞(第2相臨床試験中)、心筋症(第2相臨床試験準備中)の3領域で開発を進めている。

    ほかの4本は、潰瘍性大腸炎やアトピー性皮膚炎などを対象にした「PJ2」などで、いずれも非臨床試験段階にある。

    推計患者数は「PJ1」で95万人、「PJ2」などを含めれば1,650万人に広がる。ちなみに、幹細胞再生医薬を手掛ける上場ベンチャーにヘリオス(4593・東マ)、サンバイオ(4592・東マ)があり、推計患者数は前者は14万人(脳梗塞、急性呼吸逼迫症候群)、後者は180万人(外傷性脳損傷、パーキンソン病など)。
    【2019年7月19日 日本証券新聞記事から引用】
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  • >>No. 6719

    【「技術で勝ってビジネスでも勝てる」バイオベンチャーの創出】
    窪田会長の講演はPDをバイオベンチャー創出の事例として紹介する内容で、ほぼ既出でしたが、「抗体医薬は現在開発されているものを含めてほぼ100%が特殊環状ペプチドで置き換えが可能」「タンパク質間相互作用(PPI)においても低分子で阻害可能なスポットがたくさん見つかっている」など、プロジェクトの進捗に裏付けられたようなニュアンスの発言もあり、以前にも増して確信に満ちているような印象を受けました。

    【特殊ペプチド創薬からネオバイオロジクスへ】
    菅先生の講演は、50分間のほとんどが特殊ペプチド創薬に関する内容で、ネオバイオロジクスについての具体的なネタはまだ出ませんでした。PDPS関連の研究は菅研で引き続き行われていて、成果が出たらPDへライセンスされるそうです。

  • >>No. 333

    まずは設備の適格性評価を行い、試運転を経て本格稼働となります。

  • >>No. 331

    もう完成して建物が引き渡されていますよ。連休明けには稼働が始まります。

  • ペプチスターの建物はほぼ出来上がっています。原薬製造用の装置も搬入されているような様子も伺えました。

  • 医薬品審査短縮を法制化 使用開始時期早め、創薬環境も整備
    ttps://www.sankei.com/life/news/190216/lif1902160031-n1.html

    創薬メーカーにとっては追い風です。
    特に、革新的な医薬品を開発する能力が高い会社にとっては。

  • 「今年の柱の1つは薬品株」「いつのタイミングでも突破口は新しい技術」という平野憲一氏である。正しいことを言っているのだが、残念ながらサンバイオを知っていてもペプチドリームを知らないのである。こういうマーケット関係者が多いのではないだろうか。仮に名前を知っている人であっても、その凄さを正しく理解でている人はほとんどいないのではないか。今後、ペプチドリームの凄さは、どのようにして世間に認知されていくのだろうか。楽しみである。

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    2万1000円の壁突破のカギになるのはやはり個別株だ。テーマ株には事欠かない。サンバイオは売られたが、筆者は今年の柱の1つは薬品株だと思っている。またいつのタイミングでも突破口は「新しい技術」だ。それは、自動車と電気関連だけにあるわけではない。今年は5G元年だ。または、花王(30期連続増配)型の優良銘柄を地道に探すと言う方法もある。とにかく買いにくいところを買った者が勝者になる確率が高いことは、歴史が証明している。今はまさに買いにくい所だが、弱気になり過ぎると買い場を逃すと思っている。(2019/2/11 東洋経済オンライン 平野憲一氏)

  • モジュラスについての薬事日報(2018/9/6)の記事です

    計算科学技術に基づく創薬ベンチャー「モジュラス」は、GPUを活用した最先端技術の計算プラットフォームを駆使し、合成や実験による化合物評価を最小限にしながら、疾患に関連した蛋白質から創薬が可能な標的蛋白質を絞り込み、標的に対する活性と選択性が高い低分子化合物の分子設計に挑んでいる。抗体医薬など分子量が大きい医薬品でなければ難しい有望な標的蛋白質に対しても、計算機上で蛋白質構造を解析し、低分子医薬品の可能性を広げることも可能だ。木村俊代表取締役は、本紙のインタビューに応じ、「数年以内には複数の化合物で治験開始のIND申請を目指したい」との意欲を語った。
     同社は、米ブリストルマイヤーズスクイブ、計算科学技術で有名な米シュレーディンガーに在籍していた木村俊氏、アステラス製薬で創薬研究に従事してきた大野一樹氏により、2017年から本格稼働した。同社が目指すのは、従来の創薬手法と一線を画した、計算科学技術主導での低分子創薬を実現するという壮大な挑戦だ。

  • 中外製薬のブロックバスター候補の抗がん剤「アレセンサ」は規模の原理が物を言って開発に成功したという。その規模というのは、200万のライブラリーのこと。
    これと比較すると、PDPSは約1兆(200万の5万倍の規模)をオーダーメイドで何回でも調製できるから事実上無限大の規模。まさに桁違いな訳だ。創薬は開発の初期段階で、いかに優れたリード化合物を取得できるかが重要なので、ライブラリーの化学的多様性が命である。近い将来、PDPSから生み出された化合物から何個のブロックバスターが誕生するのか楽しみだ。

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    ロシュのライブラリーが役立った」。アクテムラに続くブロックバスター候補として期待が高まる抗がん剤「アレセンサ」について、研究部門を率いる岡部尚文上席執行役員はこう述べる。研究開発費は中外製薬単独では1000億円弱だが、ロシュグループ全体では1兆円超だ。アレセンサはバイオ創薬ではなく化学合成で生まれたが、ロシュが蓄積してきた200万を超す化合物のリストを参照したことで「規模の原理が物を言った」(岡部氏)。〔2015.12.3 日経産業〕

  • 「戦略的提携による自社開発パイプラインの拡充(将来の業績を牽引)」も随分充実してきました。どれも楽しみなものばかりです。

    JCRファーマ・・・脳血管関門を通過するキャリアペプチドの創製(アルツハイマーなどの中枢神経系医薬品)
    モジュラス・・・最先端の計算科学を駆使した低分子医薬品の開発(キナーゼ阻害剤;ATP-非競合型インヒビター)
    へプタレス・・・GPCR(PAR2)を標的とした新規治療薬の開発(疼痛、がん、炎症性疾患)
    Kleo Pharmaceuticals・・・がん免疫治療薬の共同研究開発(ARMs、SyAM)
    川崎医大・・・デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)に対するペプチド創製の共同研究開発
    ビル&メリンダ・ゲイツ財団・・・助成金による研究開発(結核、マラリア)
    日本メジフィジックス・・・セラノスティクス実現に向けた共同研究開発(癌に対する日本発のα線治療薬の開発)
    ミラバイオロジクス・・・PDPS技術の一部ライセンス実施許諾→任意のタンパク質に新しく標的結合能力を加える(様々なバイオ医薬品の創製)

  • BioSuperComputing Newsletter を読んでいて、以下の文章をみつけた。
    「創薬における成否のカギを握っているのは、初期段階の的確なリード化合物群の捕捉です。保有する化合物ライブラリの化学的な多様性と質、そして規模が、製薬会社の潜在的な開発能力を決定づけます。(東京大学大学院工学系研究科 F教授)」

    ペプチドリームは、まさにライブラリの化学的多様性、質及び規模において世界の断トツのトップであるとともに、BMS、ノバルティス、リリー、ジェネンテック、塩野義、メルクは圧倒的な創薬能力を手に入れたことになる。日本勢の出遅れが心配だ。

  • 国内の大手製薬は、何でも自前の技術でやろうとしているのではないでしょうか。外部に異次元の技術がある場合は、積極的に取り入れるべきなんですけどね。世界のメガファーマはフットワークが軽く、積極的かつ柔軟に外部の技術を取り入れることができるから成功しているような気がします。
    もしかしたら日本の大手製薬は、トップが最新の技術を理解できていないのかもしれません。
    中外製薬、アステラス、エーザイなどは、数年後が心配ですね。

  • 最終的につくる化合物は同じです。その目的の化合物をどうやって製造するのか、そのプロセスの違いです。
    なるべく速く、効率的に、安く、製造したい訳です。これまでの製法では時間もお金もかかってしまいます。
    ペプチスターの確立した技術だと低分子並みのコストで生産できるとのことです。

  • 私はジェネンテックの人間ではないので、ジェネンテックがどのような判断をするかはわかりません。しかし、品質・価格面で最も優れたところから調達するのが常識的な判断でしょう。舛屋さんが下記のように自信満々に言われていますし、全く心配無用でしょう。

    「50年来続いたペプチドの合成技術を完全に入れ替えるような技術。たとえば、これまで馬車で走っていたのが、急に宇宙旅行に行くような変わり方。あとはこの工場で使うだけ。他国がまねできない圧倒的な優位性をもっている。(舛屋さん)」

    ちなみに中外製薬の設備は、研究所内に建設する合成実験棟ですから、商用生産用ではありません。製法確立までが役割ですから、生産はどこかの原薬工場で行うことになります。そうなると、既存の技術でしか対応できません。

  • 一部だけ紹介します。

    開発案件は自社・共同含めて100以上。特殊環状ペプチドは低分子と抗体医薬のよいところを併せ持つが価格は抗体医薬の10分の1以下。よい薬をリーズナブルな価格で出すことが目の前の目標。

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