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(株)UMNファーマ【4585】の掲示板 〜2015/04/28

>>17331

ナミナミさんこんにちは。

岐阜工場のワクチン製造ですが、季節性インフル0502が一番早く製造ラインに乗る予定であることはご案内の通りで、今年3月に高齢者を対象とした第III相臨床試験において、良好な結果を得ていますが、今年後半に成人対象の最後の第III相臨床試験が予定されています。したがってアステラスによる販売承認申請がH26年1月だったとして、通常であれば厚労省の承認審査に1年を要することからH27年1月に承認される、つまりH27年から製造される、というのが蓋然性が高いシナリオと思われます。(販売申請承認はUMNではなくアステラスが行いますのが、アステラスにとっては一刻も早く申請して承認を得て販売したいですから、UMNと気持ちは一緒ですね)

これより早く進めばポジティブサプライズになりますし、私もそれを期待しています。
H26~H27の冬の季節性インフル需要にもし間に合えばH26年12月期からの黒字化も視野に入ってくると思われます。これには今も契約は進んでいると思われる受託製造の大型受注、ノロロタウイルスワクチンが今年臨床入りするに伴っての各国製薬との契約金等々もあることが必要になりますが、可能性はゼロではないと思っています。

いずれにしてもH27年12月期から黒字化の線はかなり濃厚です。
その可能性が、今年下期から来年にかけて出ると予想するノロロタ関連IRと、0502関連IR(第Ⅲ相最終と販売承認)によって高くなってきます。黒字化しないと買えないという方もいらっしゃるでしょうが、その蓋然性が高くなった時には今の株価では買えないことも考え合わせた方が良いかと思っています。


※補足ですが、競合他社はUMNに先駆けて細胞培養型季節性インフルワクチンの承認申請をしていますが、武田は今ワクチン事業を強化しているとは言ってもアステラスのこれまでの営業力・実績には到底及びません。UMNはそうした強力な営業力をもつパートナーであるアステラスがバックについてます。また、UMNのBEVSワクチンは非常にそのクオリティが高く、アステラスの営業力と実際の製品優位性でシェアを獲得できるものと予想しており、上市の時期が多少遅れることは問題になりません。UMNファーマの製造するワクチンはこれまでの一般的なたんぱく質でギトギトしているワクチンではなく、ピュアなヘムアグルチニンであり、アジュバント(免疫増強剤)を必ずしも使用せず、乳幼児・小児も対象にできる優れたものです。先日のIRでも大容量スケールで製造できることが確認されていますので、安価に、質の良いものが大量に製造可能になっています。

ついつい私の投稿は長文になってしまい申し訳ありませんが、0502の他にもUMNの成長期待は沢山ありますので、色々な方に知って頂きたいですね!