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カルナバイオサイエンス(株)【4572】の掲示板 2023/11/03〜2023/11/06

少し調べてみたところ、L528WらASHの表で「No」と記載されている変異は死滅変異(kinase-dead mutations)または障害変異(kinase-impared mutations)と呼ばれ、T474Iのゲートキーパー変異(gatekeeper mutations)と呼ばれるものと種類が異なり酵素(enzyme)を非活性にするようです。なので表に記載されてる変異に対しては阻害するという理解で良いように思えてきました。

ある研究報告では、Pirtobrutinib投与によってC481S変異以外に36のBTK変異が発現したとあるので、表に記載されている変異がすべてではないものの、大きな差別化につながる報告になりそうです。

「最も多く見つかったのはゲートキーパー変異 T474I/F/L/Y (35%)、次いでキナーゼ障害変異 L528W (18%)、および BTK タンパク質の ATP 結合ポケット近くにあるその他の未知の変異でした」
ttps://www.targetedonc.com/view/pirtobrutinib-decreased-the-emergence-of-btk-c481-clones-in-patients-with-cll

  • >>210

    ご見解および関連論文情報をありがとうございます。
    なるほど、今回の17種の変異体すべてに有効であったとしてもまだほかにも新たな遺伝子変異があるということですか。
    ただ今回の17種の変異体に有効というだけでも、既存の薬剤と比べて大きな進歩だと思います。後発ではありますが、血液癌領域でのベストインクラスを狙える可能性も?(過度な期待は禁物ですね)

    もう一点、venetoclax他の薬剤との併用に関する研究が進んでいることを知らなかったので驚きでした。特にvenetoclaxとの併用が有望であるような。
    ということは、治験医師のスポンサーの中で真っ先に興味を持ちそうなのはAbbVieということに?