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カルナバイオサイエンス(株)【4572】の掲示板 2021/07/09〜2021/07/12

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tokyo 強く買いたい 2021年7月12日 12:50


2019年7月22日(Gilead社との契約直後)
日経バイオテクから抜粋

吉野氏「開発競争が激しい癌免疫薬領域がテーマだったこともあるが、競合がいないことは交渉する上で有利だったと思う。キナーゼを製造する会社は米Thermo Fisher Scientific社や米Reaction Biology社など幾つかあるが、品質面で我々が一歩も二歩もリードしていると考えている。実際に他社のキナーゼを調べてみると、活性が出ない、製造ロット間で活性に差があるなど問題が多く、それでは薬剤候補化合物の探索や最適化を行う上で重要な構造活性相関が取りにくい」

吉野氏「我々のキナーゼはほとんどの製薬大手企業に販売した実績がある。他社と比べて少し高価かもしれないが、それだけ品質や信頼性に重きを置いて製造している自信がある。また、脂質キナーゼをアッセイキットにして販売しているのは当社しかないはずで、化合物探索を行う上で唯一無二の存在であったことが大きいのではないか。Gilead社がこの先3年間、標的となった脂質キナーゼについての当社関連サービスを独占する契約を結んだのはその証拠で、他社の追随をシャットアウトすることができると考えたからだ。」

澤氏「Gilead社の担当者はしきりに『これだけデータの再現性があるケースは初めてだ。他の会社の物は再現できないものが多い。』と言っていた。我々こそ、通常はそれほどまでに再現性がないものかと驚いたが、当社の化合物は100%データを再現できたという。人間同士の信頼関係だけでなく、データの信頼性についても評価されたのはポイントだろう」

世界屈指のメガファーマGilead社をそこまで言わしめる恐るべしカルナバイオ社。そろそろ共同研究成果が発表され、正式にパイプラインとして前臨床試験段階へステージアップする日も近いであろう。
Gilead社との共同研究はパイプライン獲得のみならずカルナ社が保有する、いや世界でカルナしか保有していない全10種類の脂質キナーゼ及び関連サービスまでも独占しており、更にバックアップ化合物(新規パイプライン)登場の可能性も十分あり得る。
また、導出したパイプラインについては前臨床段階へのステージアップによりマイルストーンも視野に入ってくる。少なくとも20億はくだらないだろう。よって今回の特許公開はただならぬ快挙なのだ。株価は2019年6月にGilead社へ導出及び共同研究提携時以上の株価を超えてもおかしくはない。当時約3000円超えを果たしたが今回マイルストーン獲得により株価は一気に5000円超えも現実味を帯びてくる。

既存ホルダーの皆様については本当におめでとうございます!㊗️㊗️㊗️