(株)免疫生物研究所【4570】の掲示板 2020/12/23〜2021/05/28

ここにきてマダニ新薬も面白そう。

国立感染症研究所と愛媛大学によるSFTS治療の坑ウイルス薬ファビピラビル(アビガン)の臨床研究の成果が、令和3年2月23日（火）午前4時に、米国感染症専門誌『PLoS Neglected Tropical Diseases』に発表されました。
本研究は抗ウイルス薬ファビピラビルがSFTSウイルスの増殖を抑制することが報告されていました．そこで私たちはSFTS患者にファビピラビル投与による治療を実施し，有効性と安全性を調べる医師主導型臨床研究を実施しました．23名のSFTS患者に対してファビピラビル治療（第1日目には1800mgを1日2回，続いて1日に800mgの1日2回経口投与を計7-14日間）を実施しました．19名の患者は後遺症なく回復し，残念ながら4名の患者が死亡し，致命率は17.3%でした．

アビガンの致命率17％をどう見るか。
免疫研の巻き返しによる熱い展開を期待します。