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オンコセラピー・サイエンス(株)【4564】の掲示板 2020/01/26〜2020/01/28

 以下は、14年11月OTSの株価暴騰の因となった熊本大学頭頸部がん第Ⅱ相臨床試験に関するプレスリリース(抜粋)ですが、その後音沙汰がありません。

 そもそも、この程度臨床試験結果は騒ぐほどの価値はないのでしょうか?
 誰か教えてもらえるとありがたいです。
 なお、14年11月、第Ⅲ相(医師主導?)臨床試験に入っているはずです。
 

4 )ペプチドワクチンを投与できた群と投与できなかった群において、生存期間
  の中央値(MST) はそれぞれ4.9か月と3.5か月であり、投与した患者群の方
  が有意に生存期間が延長することが判明した(図2)。

5 ) ペプチドワクチン投与後に、3種のペプチドワクチンのうちの1 つである
  LY6Kという癌特異的抗原由来のペプチドに反応する、キラーT細胞の存在が
  確認できた患者は85.7%であり、MSTも8.1か月であった。一方、キラーT細
  胞の存在が確認できなかった患者のMSTは1.4か月であった。したがって本ペ
  プチドは、頭頸部癌治療に有効である可能性が高いことが示唆された(図3)。

6 ) CDCA1という癌特異的抗原由来のペプチドに反応する、キラーT細胞の存在  が確認できた患者は64.3%であり、MSTも11.3か月であった。一方、キラー  T細胞の存在が確認できなかった患者のMSTは4.6か月であった。したがって  本ペプチドも、頭頸部癌治療に有用性が高い可能性が示唆された(図3)。

7 )今回3種類のペプチドを用いたペプチドワクチンを施行したが、特に3種類す
  べてに反応するキラーT細胞を誘導できた6症例では、4症例が生存しており1
  症例では癌が完全に消滅、1症例は5年近く、他の2症例は約14ヶ月および   25ヶ月以上生存している。つまり、より多くのペプチドに反応するキラーT
  細胞を誘導できた患者の方が、生存期間が長くなるという結果を得た(図.4)。

 (URL) https://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2014-file/release141113.pdf