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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2024/05/12〜2024/05/16

>>710

■高血圧DNAワクチン(自社品9
 高血圧治療用DNAワクチンについては、オーストラリアでの第Ⅰ相/前期第Ⅱ臨床試験は重篤な有害事象はなく、安全性に問題がないことを確認しました。
 今後の開発につきましては、新型コロナウイルスのDNAワクチンとは異なるプラスミドDNAの発現に関する改善策などの検討を進めてまいります。


■新型コロナウイルス感染症DNAワクチン(自社品)
 2020年から2022年まで実施した研究開発の知見を活かし、プラスミドの発現効率や導入効率の向上等、プラットフオームの見直しを行い、並行して、将来発生する可能性のある新たな変異株を視野に入れた改良型DNAワクチン並びにワクチンの経鼻型投与製剤の研究を米国スタンフオード大学と共同で実施しております。
 これまでの研究において薬剤のデリバリーシステムの改良に関する研究に進捗が見られております。

  • >>740

    ■Tie2受容体アゴニスト(共同開発品)  AVー001
      新型コロナウイルス感染症及びARDS治療薬(Tie2受容体アゴニスト)
     Tie2受容体アゴニストは、カナダのバイオ医薬品企業であるVasomune社との共同開発契約を締結し、急性呼吸不全など血管の不全を原因とする疾患を対象に2020年12月より米国において第1相臨床試験を実施し、安全性と忍容性を確認いたしました。当初新型コロナウイルス感染症肺炎患者を対象としていましたが、その後、重症化リスクが低いオミクロン株への置き換わりが急速に進んだことに伴い、第Ⅱ相臨床試験の対象疾患をインフルエンザ等のウイルス性及び細菌性肺炎及び急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に広げるべく米国FDAに試験計画の変更を申請し、承認を受けました。当第4四半期においては、米国において臨床試験を実施する医療機関を追加するとともに、当社の臨床試験の治験をもとに医療機関との連携を強化し、症例の登録を加速いたしました。
     2024年度は更なる医療機関との連携を進め年度内の目標症例数の登録を目指してまいります。

      ★つまり、本第Ⅱ臨床試験は、2024年内終了の勢いで進捗です。
    目標症例数も当初予定の約120例から約60例に縮小した。FDAも承認済。
     米国での治験施設も増やすことに加え、これまでの臨床試験に関する知見を活かし治験施設との連携を深化させた結果登録ベースを向上させることに成功し、2024年中の臨床試験完了を目指していることです。

     なお、AVー001の開発にあたっては米国及びカナダ政府機関からVasomuneが助成金を獲得しており、開発費負担に応じて同社もVasomuneから補助金の一部を受領しています。
        米国国防省からのお墨付きで、トップ候補品です。

     ※同社は2018年7月にVasomuneと、急性呼吸不全など血管の不全を原因とする疾患を対象として「AVー001」の全世界を対象とした共同開発を締結した。開発費用と将来の収益を折半し、また、同社がVasomuneに対して契約一時金及び開発に応じたマイルストーンを支払う契約となっている。
    ARDSの患者数は米国だけで26万人いる。世界規模25億ドル・2800億円市場と言われている。