ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

アンジェス(株)【4563】の掲示板 2020/10/24

ボンド大学EBM専門家ヒルダ・バスティアン氏は、中々この世界では著名な方のようです。

Nature newsより
ワクチントライアルの初期の結果は間もなく出るだろうが、科学者の懸念は大きくなっている

来月にはいくつかの候補ワクチンが実用化近しという名乗りを上げるだろうが、期待が高まるにつれて、安全性確認試験を無事に切り抜けられるか、使用認可手続きが政治家によって曲げられないかという懸念が大きくなっている。少なくともその可能性が大きいように思われる。

2週間前オクスフォード大学がアストラゼネカと共同開発中のワクチントライアルが安全性確認のために、6日間中断された。このワクチンについて、南アフリカとブラジルでのトライアルは再開されたが、米国FDAは米国内のトライアル再開にオーケーを出していない。トライアル運営機関は、この中断の理由をほとんど開示しておらず、なぜ再開されたかについても説明を行っていない。このような不透明性がワクチンに対する信頼を損なうと批判する科学者もいる。

十分な安全性が確認されないうちに、ワクチンの承認と使用許可が政治的に出される恐れがあるとの声が高まっている。トランプ大統領は11月の大統領選挙前にワクチンの使用許可を出したいと言明している。

これらの懸念を減らすために、ワクチンの三大メーカ、アストラゼネカ、ファイザー、モデルナは先週トライアルの説明書を公表した。
これらのトライアルのプロトコールには安全性と有効性の指標だけでなく、以前なら公表しなかった詳細事項、例えば初期の結果を公表するかなども含まれている。説明書には、繰り上げ承認を得るためのトライアル中断の詳細についても記述されている。

科学者が注目している3点について論ずる

安全性と透明性という段落で、ボンド大学EBM専門家ヒルダ・バスティアン氏は、次のように述べています。

トライアルが中止した理由、再開した理由を詳しく公開する必要があると述べている。透明性が確保されないと、トライアル参加者が減り、ワクチンが完成しても受けないという人々が増えるおそれがあると付け加えた。「とても急いで開発されているだけに、ワクチンに対する信頼性をしっかり確保する必要がある」

この方は、上記のような意見を述べられている事から、アメリカでのP3の可能性については、かなりの信頼がおけると思います。