アンジェス(株)【4563】の掲示板 2019/01/26〜2019/01/27
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>>802
3.株主質問
司会: 株主の皆様には最大の関心事だと思いますHGFの承認は、当局と対応中につき、この件については、山田社長からのプレゼン以上のことはお話し出来ませんので、ご理解をお願いします。
質問1. 前回の株主総会において、HGFの対象患者数は5千人から2万人との話しがあったが 変わらないか? HGFが発売された場合に生産能力は十分あるのか?
答. 患者数は変わらない。HGFの製造はドイツの会社が行う。バイオ製造に数十年の経験があるエキスパートで、患者数が増えても対応できると見込んでいる。
質問2. 当局からは、どのような形でHGFの承認通知があるのか?当局の審議方法、順序、その他制度的なことを教えて欲しい。
答. 司会から「冒頭でお願いしたとおり、社長からプレゼン以上の内容は話せないことをご了解いただきたい。一般的には、PMDAに申請、再生医療等製品関連の部会で扱い、中医協で最終承認するが、ここでは薬価は決まらない、もう一度、中医協が開催され薬価が決まる」
質問3. 将来的な営業利益はどの程度見込でいるのか。それによって今後の資金調達が決まるのではないか。
答. 決算発表を来週に控えて、まとめているところ。誠意を持って話したいが、営業利益に関するコメントは今日だけは控えさせていただきたい。資金調達については、今まで先行投資をしてきて、株主の皆様には大変なご支援をいただいてきた。自家製品を出してご恩に報いたが、仕上げの時期であるので、ある程度資金も必要である。今まで通りとは言わないが、その都度状況に応じてお願いすることもあると思う。勿論、HGFの利益も使う。
質問4. 導出を目指すのか? 製薬会社を目指すのか?
答. 我々の開発力では御しきれない大きな市場が対象である場合には、大きな会社にやってもらい、ステップ毎に利益をもらう。いつまでもベンチャーでいて良いのかといった時期にもきている。バランスを考えてやっていきたい。
質問5. ナグラザイムの販売中止により3月以降はどれだけ売上が減るのか?CINワクチンの売上見込みは?
答. 3月末時点で在庫があれば売り続けるが、決算発表前なので数量等は言うことは出来ない。CINワクチンは森下仁丹が再許諾先で、同社のシームレスカプセルと組み合わせることを検討しているが、売上等の予測はしていない。 -
>>802
有難うございます。
簡潔、明瞭に記載されておられ、解りやすかったです。
それ相当のお方と、お見受け致しました。 -
1138
>>802
国策キター笑笑)^o^(
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1140
>>802
日本初の遺伝子治療薬💊キター\\\\٩( 'ω' )و ////
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>>802
この議事録を読めば普通
売れませんよねー笑笑
IB4***** 2019年1月26日 21:39
>>797
2.会社説明資料に基づく森下教授の説明
・平成15年 知的財産戦略本部の本部員の時、当時の阿部内閣副官房長官と席が近かった。
・当時はアンジェス創業期で特許絡みも多く、そのため本部員となった。
・平成25年には阿部内閣諮問会議である、内閣規制改革会議議員になった。
・現在は、内閣府規制改革推進会議議員、日本万国博覧会基本構想検討委員会委員である。
・日本政府も新しい医薬品の開発に力を注いでいる。理由は次の状況による。
・世界のヘルスケア産業の規模は現在1000兆円を超えると推計
・日本のGDPは約600兆円でそれよりヘルスケア市場は大きい。
・実はITの市場規模は約400兆円でヘルスケア市場より小さい。
・ITは実は主役交代が激しく、ヘルスケア程には全体は伸びていない。
・ヘルスケア市場は、全世界で人口は増加すること、先進国では高齢化が進むこと、途上国で薬を使うようになることから、さらに伸びが期待される。
・そのため日本国政府も、成長産業としてヘルスケアを捉えるようになった。
・平成25年8月の「健康・医療戦略推進本部」で阿部首相は「健康長寿社会の実現は阿部政権の成長戦略の柱であり、「健康・医療戦略推進本部」1が、その司令塔となって、革新的な医療技術の実用化スピードを大幅に引き上げることを目指す」と挨拶したのは、こういった背景ある。
・森下教授は「健康・医療戦略推進本部」の戦略参与で、専門的助言をする。
・あまり報道されていないが、「健康医療戦略法」が制定された。
・同法の基本理念には「健康長寿産業の創出・活性化により我が国経済の成長に資する」とある。
・外国の医薬品を使うのでは我が国の経済成長の資することにならないので、厚生労働省も日本での新薬の開発に本腰を入れるようになった。
・その結果、例えば、薬局で買える診断薬(排卵日が1日前に分かる。少子化対策に必要なもの)が22年ぶりに追加された。
・「再生医療等製品の条件・期限付承認制度」も導入され、承認医薬品にも原則保険適応となった。
・先進国では遺伝子治療が続々承認されている。理由は既存薬では考えられない治療成績を示したからだ。
・HGFは、おそらく日本で最初の遺伝子治療薬になると思う。
・大阪万博のサブテーマには、「多様で心身ともに健康な生き方」が掲げられている。